冬のマーケットでサレルニターナがニコルッシ獲得を検討するもユベントスは躊躇。その理由は…



 

【JuveFC.com】

ハンス・ニコルッシ・カヴィリアは、夏にアリアンツ・スタジアムからのローン移籍が予想されていたにもかかわらず、今シーズンもユベントスに残留しました。

近年クラブで育成された数多くの若手ミッドフィールダーの才能の1人として、ニコルッシは当初、定期的なプレー時間を確保するためのローンに出ることが期待されていました。その後クラブにとどまり何試合に出場したものの、機会は不十分でした。

最近の噂では、彼が今回の移籍ウィンドウでローン移籍する可能性があり、いくつかのクラブが興味を示していると伝えられています。

サレルニターナは特に彼を獲得したいと考えていますが、TuttoJUVEの報道によれば、ユベントスはニコルッシを去らせることに躊躇しています。

その理由のひとつとして、ビアンコネーリはニコルッシ・カヴィリアをマヌエル・ロカテッリの貴重なバックアッパーと見ています。

ユベントスはユーロ2020優勝者の不在時にその穴を埋め、後半戦において彼が貴重な役割を果たす可能性があると考えているため、ニコルッシをローンで放出することに慎重です。

 

(JuveFC.comここまで)


 

 

 

【編集長ミツひと言】

 

 

今シーズン、4試合に出場しているニコルッシ。

そのほとんどが出来杉くんに代わりアンカーの位置での起用となっており、初スタメンを飾ったインテル戦を含めて「目を張る活躍を見せた」とまではいかないまでも、まだ経験の少ない23歳の若手としては及第点といえるプレーを披露。

今回のニュース記事にもあるように、ユベントスが出来杉くんのバックアッパーとして期待したとしてもおかしくはありません。

そして編集長としても全くの同感でありまして、確かにラビちゃんあたりはアンカーもこなせるものの、しかしラビちゃんはもう少し前の位置で推進力を発揮して頂きたく、となると残るアンカー候補としてはオジーロくらい。

さすがに残るシーズン半分をオジーロでチャンチャンにする訳にもいかず、かと言って冬のマーケットでアンカーを補強する兆候もなく、ニコルッシのプレー時間の関係はあるものの、チームのためには残留させた方が良いのではないかと考えます。

そしてニコルッシ本人についても、23歳といえばイチモツの周りが雑草からジャングルるタイミングであるのも確かであり、ボチボチと存在感を示したいところ。

編集長的には「ボクはユベントスに残り、良いプレーを見せルッシ」的なコメントと共に、残留を果たして頂くことを望む次第でございます。