現地ジャーナリスト「アッレグリとトラパットーニの違いは攻撃の面で明らかである。今シーズンは多くの選手を失ったものの…」
【JuveFC.com】
ユベントスの監督であるマックス・アレッグリは、彼が手元にあるリソースを最大限に活用して結果を出す能力について、ジョヴァンニ・トラパトーニとの比較を受けています。
アレッグリは現在、ユベントスに成功をもたらす圧力に直面していますが、彼のチームを詳細に調べると、彼はチームの戦力を活かしながら結果を残していることが分かります。
過去2年間で、ユベントスはいくつかの質の高い選手を失いましたが、アレッグリはチームの競争力を維持し、今シーズンは優勝候補の一角として首位戦線に残っています。
彼の努力にもかかわらず、アレッグリはしばしば彼が受けるべき評価を受けず、絶えず批判の対象となっています。
アカデミックのジャーナリスト、イヴァン・ザッツァローニはアレッグリについて語り、Tuttomercatowebに引用された言葉の通り、彼をトラパトーニと比較しています。
「トラパトーニと比較されるアレッグリは、得点について選手の個の力に頼るという欠点があります。
彼がブッフォン、ロナウド、キエッリーニ、ボヌッチ、マルキージオ、マンジュキッチ、ダニ・アウベス、イグアインと一緒に働いていたとき、彼は勝ち点を手にすることに苦労しませんでした。
しかし現在のチームにそれらの選手は所属しておらず、アッレグリはアレックス・サンドロ、ミレッティ、ロカテッリ、ガッティ、ウェア、コスティッチらと共に、結果を残さなければなりません。
そして今シーズン、彼はディ・マリア、クアドラード、ポグバ、ファジョーリ、スーレ、ボヌッチ、そしてバレネチェアも失いましたが、チームに加わったのはウェアとカンビアーゾの2選手に留まっています。
マックスが5位になると、彼は失敗したことになります。4位の場合、彼は最低限のラインを超えたことになります。3位なら、彼はよくやったことになります。2位なら非常に良く、1位になれば聖人として崇められるでしょう。」
(JuveFC.comここまで)
【編集長ミツひと言】
「名将」という括りでトラパットーニの名前が挙ったんでしょうが、時代も違いますし、単に比較するのはナンセンス。
ベンチでの振る舞いについても、トラパットーニは「指笛」、ヒロシは「ジャケット芸&ネクタイ芸&キレ芸&ハ芸」でそれぞれ個性を出しており、采配についてもそれと同じく、各監督の色があって良いのではないかと思います。確かにヒロシは攻撃について選手任せの部分が大有りではありますが。
そしてザッツァローニさんが最後に書いている通り、スクデットを獲得すればファンは試合内容が退屈だろうが、守備的であろうが、監督の頭部がピヨピヨであろうが文句は言わず、それはすなわち「勝てば官軍負ければ賊軍」ということ。
ヒロシもその辺のことは十分に分かっているでしょうから、今シーズンはスクデットという結果を残して、周囲から届く「違うだろ、違うだろ、このハゲー!」と言った批判を黙らせて頂きたいと存じます。