【浅堀り考察】アタランタはデミラルを買い取らず!どうなる、ユベントスCB陣
SKY
今シーズン、ユベントスから買取オプション付きでデミラルをレンタルしていたアタランタだが、オプションを行使しない事を決定した。
昨シーズンのロメロに続き、アタランタが完全移籍で獲得すると考えられていたアバラル君ですが、ユベントスに戻る事が濃厚となってきた模様。
つきましては、その辺の事(アタランタが買い取らなかった理由)や、ユベントスに戻って来てからの事について、少し考えてみたいと思います。
オプションを行使しない理由
昨シーズン終了後、レンタルで加入していたロメロを完全移籍で獲得したように、アバラル君についても同じ道を辿ると思われていたものの、ここに来て「オプションを行使せず」との報道が続いております。
これについては様々な憶測が届いておりまして
①アタランタが来シーズンのヨーロッパカップ戦出場権を逃した為に予算が捻出できない
②2800万ユーロの移籍金が高過ぎる
③本能のままに動いちゃうから
④坊主だから
⑤ベンチが続くとイジケそうだから
などなど。
「確かにそうかもね」「そだねー」てものばかりではあるのですが、編集長的には「②2800万ユーロの移籍金が高過ぎる」がネックになったんじゃないかと考えています。
と言うのも、冒頭にお伝えした通り、アタランタは昨シーズン終了後にロメロを1600万ユーロで買い取り、最終的には5500万ユーロでスパーズに売却。
それと同じ事をアバラル君に対しても考えたはずですが、恐らく「2800万ユーロ以上では売却が難しい(=リスクが生じる)」との結論に至ったのではないかと思います。
例えばですが、もしヨーロッパのビッグクラブが「ハードタックルが売りの坊主のセンターバックを5000万ユーロで買う!」と手を挙げていれば、アタランタは間違いなく買い取って、その後すぐに売却したはず。
しかしオプションを行使しないと言う事は、(少なくとも2800万ユーロ以上では)買い手が見つかっていない事を物語っています。
冒頭にもお伝えした通り、ヨーロッパのカップ戦にも出場しないので、もしアバラル君が移籍せずにアタランタに残った場合、ぷっぷくぷー状態になっちゃうのも懸念してるとは思います。
ユベントスの対応
現時点では「デミラルが戻って来ても、ユベントスは移籍先を探すだろう」と言うのが本線。
ロボが退団した事もあり、アバラル君の復帰を待ち望んでいるファンは多いものの、しかしよくよく考えてみれば、今シーズン開幕前に「買取オプション」を付けていた時点で、ユベントスがアバラル君を評価していないのは明らか。
TransferMarktの試算だと市場価格は2500万ユーロ。ユベントスはアバラル君放出で手にした移籍金を元手に、新たなセンターバック獲得に向かうのではないかと予想します。
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編集長の考察
「編集長の浅い考察なんて聞きたくないわっ!」て声も聞こえて来そうですが、幸いな事に文字を通して声までは聞こえてこないので書かせて頂きますと、個人的には「微妙」です。
勘違いされたくないのでキチンとお伝えしますと、アバラル君自身の能力には疑いの余地はありません。しかし、今のユベントスCB陣でアバラル君とフィットするのはフトシくらいだと感じておりまして、ポヌッチでは本能のままに動くアバラル君をコントロール出来そうにありませんし、揉太郎については恐らく「なんも言えねぇ状態(=制御不能)」になっちゃうと思います。
少し冗談っぽく書いていますが、どちらかと言うとアバラル君は2センターバックで相棒と呼吸を合わせると言うよりも、3センターバックの一角として、与えられた任務を寡黙に遂行する方が性に合っている気がします。「何も考えずに目の前のセンターフォワードを潰せ!」的な。
もしかしたらですが、4バックをベースとするヒロシがその辺の事も踏まえて、アバラル君を評価していない可能性はなきにしもあらずだと考えています。
どちらかと言うと「アッレグリが好きなタイプ」ではない気がします。たぶん…
まとめ
編集長的には「守れて笑えて、しかも坊主」と言う事で、月ユベにとっては「うってつけの補強」なのですが、残念ながら放出濃厚との事。
あとは「ユベントスが計算できるセンターバックを獲得できるかどうか」もポインツになるので、その辺の動きにも注視したいと考えています。
「つべこべ言わずに戻しておけば間違いないから」が編集長の意見ではあるのですが…。