【少年よ大志を抱け】2021-22シーズン コッパ・イタリア ベスト4 vs フィオレンティーナ戦 1stレグ プレビュー



 

さてさてさて、3月を迎えて「春の怪我人大祭り」に盛り上がりを見せているユベントス。参加者はすでに9名を数え、現地では「アッレグリがビッグダディになるんじゃないか」と言われる程に、じわりじわりと増やして行っております。

 

しかしそんな時こそ若手にとってはチャンスーでございまして、このフィオレンティーナ戦でもユベ坂23から帯同する事が発表。つきましては、今回は「注目のユベ坂3選手」について触れさせて頂きます。

 

 

スーレ

今シーズン開幕前のプレマッチで編集長の先っちょを濡らす位のインパクトを残したスーレ。ご存知の通りすでにAチームデビューは果たしておりまして、先日のエンポリ戦では「ディバラに代わって右ワイドでスタメンか!?」と言う噂も挙がったほど。18歳ながらすでにアルゼンチンA代表への招集歴もあり、ユベントスでの飛躍も期待される所であります。

実際にヒロシが18歳の小僧系選手をベンチと言えどもこれだけ帯同させるのも珍しく、期待の大きさが伺えます。是非とも「スタメンのチャンス」を与えて頂きたいものです。

 

 

ミレッティ

続いて名前を挙げるミレッティも、スーレと同じく2003年生まれの18歳。実はCLグループステージ最終節のマルメ戦で、出場1分ながらもトップチーム喪失済み。ここ最近はベンチ入りの機会も増えておりますので、「そろそろセリエAバージンも奪われるかも」とファンの間では期待の声が挙がっております。

ぶっちゃけ編集長もあまりプレーを見た事がないのですが、YouTubeと言う名の偵察隊からの情報によると、ポジションはセントラルミッドフィルダーで、中盤の底でじっくりコトコトとゲームを作ると言うよりは、パスを散らしながら自身も前に出て行く現代的なミッドフィルダーと言う印象です。「ミッドフィルダーの攻撃参加」については現在のユベントスに正に足りない部分でありますので、もし出場機会があればアグレッシブなプレーを見せて欲しいと願います。

ちなみに見た目からも分かる通りまだ乳離れしておらず、試合前後にママのOPIを飲んでいます。

 

 

アケ

3人目に名前を挙げるのは、すでにユベンティーニの間でもお馴染みとなったハマジ。コッパのサンプドリア戦、そしてセリエのアタランタ戦でも積極的な姿勢を披露した事で、「攻撃のアクセント」として期待を寄せているファンも少なくないと思われます。

そしてそのハマジの特徴と言えば「快速ドリブル」。昨シーズン序盤のキー坊を彷彿させるほどの「自由気ままな仕掛け」ではあるものの、今のユベントスに足りないのはこの躍動感。実はセリエCの舞台ではすでに23試合で5ゴール・4アシストを記録しており、トップチームでも十分に威力を発揮してくれるのではないかと考えます。

顔は完全に童貞まる出しではありますが、プレーはズルムケ。編集長的にはそんなハマジがトップチームのズルムケッターの中においても存在感を示す事を、淡く切なく期待している次第です。

 

 

って事で、「この3人の中の誰かをスタートから使うかもよん」とヒロシが口にした、フィオレンティーナ戦のスタメン予想に移りたいと思います。

 

 

 

<スタメン予想/3-5-2>

GK:ボヤッキー
DF:オジーロ、フトシ、ユッティ
MF:ハマジ、ツヨポン、カリメロ、ラビ彦、チャラ男
FW:スネ夫、キンタ

ユッティを右サイドバック、チャラ男を左サイドバックに入れた4-4-2にも見えるものの、前日練習を見た各メディアからは「3-5-2が本線」、と言う情報が届いております。

 

て事でスタメン予想ですが、ゴールマウスを守るのはボヤッキー。どうやら契約更新の話も出ているので、この試合では存在感を示して、クラブから良い条件を引き出すキッカケにするのもよろしいのではないかと思います。

ディフェンスラインはフトシを中央に、その両脇をオジーロとユッティで挟む形に。揉太郎、ケンさん、ロボが引き続き戦列を離れる中、ヒロシがユッティをスリーバックの一角として起用する事が濃厚に。ユッティから目が離せない一戦となりそうですが、キックオフの笛が鳴る瞬間にピッチにユッティがいるかどうかに注目。まずはそこからです。

中盤は恐らくトップ下ありの2-3のツーラインではなく、5枚がベッタリと横並びになると予想します。注目は右ワイドのハマジ。モチのロン、トップチームでのスタメンは初となりますが、これまで披露したプレーを見た限りでは一才の心配は不要。垂らした鼻水が相手選手にくっついてイエローカードをもらうんじゃないか、と言う部分は不安要素ではありますが、どうやら学校でも「さくら、オレ、明日はスタメンなんだぜー」とドヤっているようなので、元気ハツラツなプレーを見せてくれるんじゃないかと期待します。

最後にツートップはスネ夫とキンタが並びます。キンタは古巣であるアルテミオ・フランキに乗り込む訳ですが、ヴォラファンからの「ブーイング特盛つゆだく」は必至。しかし、キンタであればそんなブーイングを溜め息に変えるほどの決定的な仕事を成し遂げてくれるに違いなし。古巣相手に容赦なく2ゴールくらい決めてくれそうな気がします。って書くと、古巣相手にゴールを決めた上に、更に容赦なくゴールパフォーマンスを見せたあの坊主のお茶目な顔が思い浮かびますね。ちなみに広辞苑で『容赦なし』と引くと『レオナルド・ボヌッチ』と出てくるそうです。

 

 

怪我人多数もなんのその。

 

こんな状況はこれまでに幾度となくありましたし、その都合乗り越えてきた壁であります。

 

明日もヒロシが、そして選手達がなんとかしてくれるに違いありません。我々はクラブを、ハゲ頭を、そして選手を信じて声援を送るのみです。

 

 

って事で明日も勝つぜ!

 

 

若手選手よ大志を抱け!

 

 

Forza Juve! 

 


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