【4-2-3-1じゃ!】シーズン第16節 vs ジェノア戦 マッチレビュー




ユベントス 2-0 ジェノア

 

[meikan2]


 

今シーズンは良い時もあれば悪い時もあり、「人生楽ありゃ苦もあるさ」と水戸黄門様を思いださせてくれるユベントスですが、前節サレルニターナ戦に続き国内リーグ連勝を狙う為に敷いたシステムはキュンをトップ下に配置する4-2-3-1。国内リーグも16試合を終えてしまいましたが、やっとこさっとこ土台となるシステムが見つかったような気がします。

って優香、キュンのトップ下なんて「印籠」みたいなもんなんだから、とっとと4-2-3-1を採用しておけば良かったのにね、なんて言わないよゼッタイー。

 

 

そんなこんなで結果は2-0で勝利。開始9分にクアマンが蹴ったコーナーキックがたまたまゴールに吸い込まれて幸先良く先制点を挙げたものの、その後幾度となく迎えたチャンスを決め切れず(特にスネ夫)。ポゼッションも7対3で圧倒的に試合を支配する中で嫌なムードが漂いましたが、最後はエースのキュンがサイドネットにゴールを突きさして勝負あり。なかなか追加点が奪えない試合展開に、「ロボのバレバレのハンドでPKを献上してドロー」が頭の中を過りましたが、とにかく勝てて何よりでした。

 

 

攻撃

両サイドでしょうね。

前節に続きミノルが右、ゴローが左に入った両サイドハーフ。サレルニターナ戦では絞ってビルドアップに加担するシーンが目立ちましたが、ジェノア戦では相手の3バックの両ワイドを突くべく幅広にポジションを取り起点となっていました。

ミノルは得意のカットインでエリア内に侵入するも「最後は渋滞でクラクションプップー」ではあったものの、それまでのボールの受け方、仕掛ける姿勢、童貞まる出しの顔付きはかなり良かったですし、また逆サイドのゴローは左サイドに固定する事なく真ん中、更にはトップの位置まで積極的な動きを見せて、攻撃にアクセントを与えていました。キー坊、池崎が欠場するチーム状況において、このふたりのレフティの活躍はチームにとって大きいと思います。たぶん、ミノルのあっちは小さいポークピッツだとは思いますが。

 

 

そんで試合を通じて攻撃を続けられたのはツヨポンのゲームメイクによる所も大きかったと言えるでしょう。

決して派手なプレーは見せませんが、何度も言うように止める・蹴る・ちりちりパーマるの基礎スキルが非常に高く、そしてひとつひとつの判断が早くて正確。特に4-2-3-1が採用されるようになってからは、トップ下のキュンを含めてツヨポンと周りの選手の距離感が良くなった事から、ボールを持ってからパスの出し所を探したり、味方を探す姿をほとんど目にする事がなくなりました。

また何気にですが主任との相性も良い気がしています。試合を作るツヨポン、相手の攻撃の芽を摘む主任と、お互いの足りない部分を補い合っている感じもします。池崎の積極的な「いぇぇぇぇぇえええええい!」もモチのロン良いのですが、主任の重心を低くしたプレーもなかなかハマって来た感じがします。同じポジションで言えばこのところすっかり出番が少なくカリメロが「借りて来たメロ」みたいになっているのが気になるものの、まぁその辺はドンマイと言う事で。何にしても中盤もやっと形になって来た感じがします。

 

 

守備

ロボ&フトシでジェノア攻撃陣をバッタバッタとなぎ倒してくれました。たぶん、ジェノアの何人かの選手は泣いていたと思います。それくらい容赦なかったですから。

 

あとは何気に効いていたのが主任。今シーズンは精彩を欠いていた事から来年4月の人事で「平社員に降格」も噂されていたウルグアイ人ミッドフィルダーですが、ここに来て本来のスタイルを取り戻し、中盤で激しいプレスを見せる事で守備の安定に貢献。今シーズンは出場時間が限られている事もあり「カレー1杯」と寂しい感じになっていますが、この池崎離脱で掴んだチャンスをものにして、今後はカレーも「2杯、3杯、おっぱい」と皿を重ねて行って欲しいと願います。

 

 

そんなこんなで2ゴール目を決めたキュンには触れない月ユベスタイルでのマッチレビューとなりましたが、何にしてもシステムを4-2-3-1に固定して安定感が増してきた感あり(ロボのパス除く)。年内の国内リーグはヴェネツィア、ボローニャ、カリアリと続きますが、三連勝して三本締めで終わらせて欲しいと願う所です。

 

 

って事で連勝!

 

そして次はCLマルメ戦!

 

ここも勝って波に乗るぜー!

 

 

Forza Juve!

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