【今こそあの監督を見習うべきだ!】2022-23シーズンCL GL第2節 vs ベンフィカ戦 マッチレビュー



ユベントス 1-2 ベンフィカ

 

 


 

 

いやー、ダメでしたね。

 

 

普通にダメでした。

 

 

VAR担当に責任を押し付けるチャンスもないくらいダメでした。

 

 

※ザカリアではありません。バイキングの小峠英二です。

 

 

 

 

前半開始4分に、若頭のフリーキックからウッディがヘディングでゴールを決めて幸先良いスタートを切ったものの、その後にうっちゃられるのが最近のユベントス。フィオレンティーナ戦、サレルニターナ戦同様に、前半43分にPKを献上して失点。そろそろペ神が出社拒否するんじゃないかと心配でなりません。

 

 

 

ぶっちゃけ前半は先制点を奪った後もベンフィカペースでしたし、後半も「交代なし」でスタートした事で嫌な予感がしていた中、それが的中。後半10分に混戦の中からネレスにゴールを許して逆転されてしまう訳ですが、ペキカンに守備のバランスが崩壊していました。

もはや「誰が悪い」とか「ベンチが悪い」とか「ポヌが悪い」とか「太川陽介はルイルイ」とかって話ではなくって、チーム全体として守備の陣形を保てていません。

 

元来、サッカーのフィールドは11人で守るには広すぎるので、前線からプレスを掛けて相手に与えるスペースを潰して行き、狭い所に追い込んだ上でボール奪取するのが定石なのですが、今日のユベントスは守備が全く連動しておらず。所々で相手選手と1対1になるシーンも少なくなく、組織として守れていない事は明らかでした。

編集長的には「3-5-2じゃなくて4-4-2で先にスペースを潰した方が良さそうだけどな」って思って前半終了時点にヒロシへLINEを入れたんですけど、ハゲ頭が既読スルー。悔やまれます。

 

 

 

 

そして逆転を許した直後にヒロシは「タカシ→ラーメン師匠」「クアマン→ゆとり師匠」のカードを切って、システムも4-4-2に移行する訳ですが、ベンフィカにリードを許した後だっただけに、この交代も後手に回った事は間違いありません。

ラーメン師匠は右サイドからカットインでアクセントを与えようとするも、そのほとんどが読まれていましたし、チームとしても3-5-2から4-4-2に移行したからと言って守備の陣形を立て直す事が出来ず。引き続きベンフィカにスペースを使われてしまい、成すすべ無いままに試合終盤に差し掛かり、逆にピンチはあるものの反撃の機会は与えられずに1-2で敗戦。

もはや「完敗」でございました。

 

 

 

 

まぁ、厳しい状況に立たされたのは確かです。

国内リーグであれば挽回のチャンスは30試合以上あるのでファンとしても「何とかなる」って望みを持てますが、チャンピオンズのグループステージは6試合。そのうちの頭2試合を落とした訳ですから、一部のサポーターが憤慨するのも分かりますし、選手に対して厳しい言葉を浴びせる気持ちも理解できなくもありません。

しかし、まだ勝負は終わっていない。

言うなれば「ヒロシの頭皮は終わってるけど、ポヌッチの頭皮は終わっていない」と同じ事。それはすなわち「ヒロシはツルピカで、ポヌッチは坊主」って話。

先ほどお伝えした通り、6分の2を落とした以上、厳しい事は間違いありませんが、しかし残りの6分の4に勝利を収めれば決勝トーナメント進出の可能性は十分にモハメド・アリ。

そしてモハメド・アリとの異種格闘技戦に臨んだアントニオ・猪木氏がこの試合を見ていれば、チーム、選手、そしてサポーターに対して「元気ですかーーー!」と声を掛けて励ましていたに違いなし。

で、結局のところ何をお伝えしたいかと言うと「諦めたら試合はそこで終了ですよ」、そして「コンテを見習って下さい」と言う事です。

 

 

 

 

 

今日は今日の反省をして、そして考えるべきは次のモンツァ戦。

それが終わればインターナショナルブレイクになるので、モンツァ戦で勝利を収めた上でそこで一気に気持ちを切り替えて、その後のボローニャ戦、そしてマッカビ・ハイファ戦に向かえればと考えています。

 

 

 

って事で、みんなで盛り上げて行こうぜ!

 

 

Forza Juve!