イタリアオリンピック委員会が無観客開催に秘策



イタリアオリンピック委員会が無観客開催に秘策

大胆な策に打って出た、イタリアオリンピック委員会のナンジャモンジャ会長(左)。

「無観客ならば自分たちで有観客にすればいい」

そんな動きを見せる各国オリンピック委員会が出て来そうだ。

 

7月23日に開会式を迎えるオリンピックだが、いまだ有観客か無観客かハッキリしない状況。菅首相が7月1日の会見で『無観客もありうる』と記者団にコメントした事で、史上初のオリンピック無観客開催が現実味を帯びて来ている。

遠い日本からの報道を受けて、イタリアオリンピック委員会が動いた。2016リオデジャネイロ大会では『金8個、銀12個、銅8個』の合計28個のメダルを獲得したイタリアだが、今回は30を超えるメダルの獲得を目指す。その為にも観客の声援が不可欠だと考えており、イタリアオリンピック委員会のナンジャモンジャ委員長は、イタリアプロサッカーチーム「ユベントス」に所属するピンソーリョ選手を、各競技の代表として選出する案を口にした。

「スタンドにピンソーリョ選手がひとりいる事で、少なくとも2万人分の盛り上がりを生んでくれる。各競技1人分の選手枠を使う事になるが、それ以上の効果をもたらすはずだ」とナンジャモンジャ委員長は自信を覗かせる。

昨シーズン、ピンソーリョ選手はチームのエースナンバーを背負うパウロ・ディバラ選手が怪我から復帰を果たしたナポリ戦において、スタンドから「フォルツァ!パウリーノ」の声で後押しした事で、自身の存在価値を大きく高めた。

これまでの人生においてオリンピックとは無縁だったピンソーリョ選手。イタリアの切り札として初のオリンピック代表権を手にするか、全イタリア国民が注目する事になりそうだ。

 

(これは嘘ニュースです)

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