【デミラルの声が聞こえて来そうだ】2020-21シーズン第26節 vs ラツィオ戦 マッチレビュー



 

ユベントス 3-1 ラツィオ

 

[meikan2]


 

スクデット戦線に残る為にも、そして次に控えるポルト戦に向けて弾みを付ける為にも、絶対に『勝利』が必要だったユベントス。そんな状況の中、小五郎は自慢のサツマイモをぶんぶんと振り回し、全世界の裏筋をベロンとかくような采配を揮ってきました。

公式からの発表は吉田とラビ彦をツーボランチに据えた4-4-2だったのですが、蓋を開いて見てお父さんビックリ。システムはスネ夫をワントップに置いた4-2-3-1。配置に関しては、アバラル君と共にセンターバックを組んだのは健さんで、左サイドバックにはゴローが入り、そしてボランチにはラビ彦とオジーロが並ぶ布陣に。オジーロのボランチ起用に関しては全く予想しておらず、ここ4年の間でも『チンピラーロの右サイドバック』『ユッティのセンターバック』と同じくらい「びっくりしたなぁ、もー」って感じでした。

 

※実際の並びは下記の画像を参照下さい。

 

とは言え、そんな急場しのぎのシステムがラツィオ相手に通じる訳もなく、前半は相当苦戦を強いられます。オジーロをボランチで起用せざるを得ない状況な訳ですから、中盤からのビルドアップもほとんどなく攻撃は単発に。そして守備ではセンターバックとボランチの間のいわゆる「バイタル」と言われるエリアがポッカリとあいてしまい、そこを主にコレアに狙われて幾度となくピンチを迎える展開に。

すると前半14分。右ウィングバックに入ったミノルが、童貞感まる出しのパスミスをしてしまい、それをそのままコレアがドリブルで持ち上がってゴール。勝たなくてはならない試合において、先に失点を喫してしまったユベントス。見ている方にも不安がよぎる中、それを払拭したのがラビ彦。「0対1でビハインドを負ったまま前半終了」もチラついてきた39分。左サイドバックに入ったゴローからのボールがスネ夫に入り、そこからパスを受けたラビ彦がドリブルで持ち上がると左足一閃、ゴールネットを揺らし同点に追いつきます。

あの厳しい時間帯、そして何よりも角度のない場所から躊躇なく左足を振り抜き、貴重な同点ゴールを決めたラビ彦はまさに「チームを救った」と言っても過言ではありませんし、その源はママのオッパイである事は間違いないはず。すでにイタリアでは『栄養満点、ラビ代のマモパイ』と言うパイ(パン屋さんで売ってるパイね)の販売の話も出ているようですが、いずれにしてもラビ彦におかれましては引き続きマモパイパワーで、チームを牽引して行って頂きたいと存じます。

 

 

そんで後半に入ってもオジーロのボランチ起用が続く訳ですが、とは言っても少しずつ馴染んできて、ボールもそれなりに繋ぐようになっていましたし、その中で地味にではありますが効いていたのがヨシダ。

決定的な仕事はなかったものの中盤でポジションの出し入れを繰り返し、リンクマンとして上手くボールを引き出していました。それによりキー坊が良い形でボールを受けられるシーンもありましたし、やはりこう言った膠着しがちな試合においては、吉田が見せる放牧ランは攻撃にアクセントを与えると言う部分においても効果的。ポルト戦でスタメン起用されるか分かりませんが、「点を取らなくてはならない状況」において、吉田先発もあり得るのではないかと編集長的には考えております。

 

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そんで後半12分にキー坊が仕掛けた速攻からスネ夫が決めて逆転。その後の15分には吉田がゲッツしたPKをまたもスネ夫が沈めてダメ押し。最後は久し振りにベンチ入りしたカリメロや坊主を起用する余裕を見せたユベントスが、ラツィオを下しました。

 

ぶっちゃけ試合内容は良くなかったです。特に前半は慣れないシステム、慣れないポジションの中で大きな歪も生じていましたが、しかしそんな中で上手く修正できましたし、ポルト戦に向けて弾みがついた事は間違いありません。

 

そして今回の振り返りにおいては、特に3得点を奪った攻撃陣にフォーカスさせて頂いたのですが、しかしミノルのミスから喫した1失点だけに押さえたディフェンスラインにも触れない訳には行かないでしょう。特にアバラル君の働きは素晴らしく、前にアタックに行く所とカバーリングに入る所、更に攻撃時には「おりゃぁぁぁぁぁあああああ!」と言う声が聞こえて来そうなほど鋭い楔のパスを入れるなど、試合を通じてメリハリのあるプレーを披露。月ユベ界隈では「実は童貞なんじゃないか」と噂される彼氏ですが、そんな事を微塵も感させずにチームを勝利に導いてくれました。

この試合ではポヌッチが復帰を果たしたものの、逆にデ・リフトは招集外。3日後に迫ったポルト戦において、センターバックは誰が選ばれるか全く検討も付きませんが、もしアバラル君がスタメンに名を連ねたとしても不安はパーヒャクありません。ポルト相手にあばらるにあばらってくれる事を期待したいと思います。

 

 

 

つー事で勝ち!

 

 

オジーロの一挙手一投足にドキドキしたけど勝ち!

 

 

3点目のPKの判定はちょっとラッキーだったけど勝ち!

 

 

 

この勢いのままポルトも倒すぜーーー!

 

 

 

Forza Juve!

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