【ユベ議室記事無料公開】(CL・GL第2節)バルセロナ戦振り返り




通常、試合の後はユベ議室で振り返りを投稿して、その後に月ユベでマッチレビューをアップしているのですが、今回はユベ議室用の「振り返り」を月ユベにてオンタイムで無料公開させて頂きます。

いつもの(愛称を使った)マッチレビューは追ってアップ致しますが、まずはユベ議室用の真面目な振り返りをお楽しみ下さい。ちなみにユベ議室用の記事は「メンバーがコメントしたり考える為のフック(きっかけ)」になる事を意識していますので、内容はそれほど深掘りはしていません。ただ、そのぶんメンバーからのレス(コメント)が付いて「あーでもない」「こーでもない」と盛り上がりを見せるのも特徴です。この記事についても「ユベ議室メンバーのみコメント可」とさせて頂きますが、その様もご覧頂きながらユベ議室がどんな空間なのかを感じ取って頂けると嬉しいです。

 


(CL・GL第2節)バルセロナ戦振り返り

昨日、月ユベにアップした『ユベントス戦を10倍楽しむ方法』にバルセロナファンの方から沢山アクセス頂いたのですが、とりあえずアルトゥールの愛称までたどり着いた方が少なかったようで安堵している、編集長ミツです。
#バレてたら炎上してたかもしれないよ

 

 

さて。
皆さんお楽しみにしていたバルセロナとの大一番ですが、『完敗』と表現するのもおこごましいくらいの差を見せつけられて、ホームで敗戦を喫しました。
正直なところ個人的には憤っている気持ちもあるのですが、感情に任せる事なく、ある程度整理してこの試合を振り返ってみたいと思います。

 

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💡可変式
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この試合のシステムは4-4-2がベースで間違いないと思います。そこから本来なら攻撃時は3-5-2に可変させる予定だったのでしょうが、バルサには可変させるだけの時間を与えられず。結果としてベースとした4-4-2で戦い終えたイメージです。

これについてはこれまでのユベ議室の記事でも皆さんと意見を交わして参りましたが、そもそも可変式は『いい所取り』であって、そのいい所を取る為には時間を掛けて可変させなければならず、もし時間を与えられないのであれば、先ほども書いた通り可変する前の状態(この試合で言えば4-4-2)のままになります。

この試合でピルロが可変させる予定だったのか、それとも4-4-2で固定しようとしていたのかさえも検証出来ませんが、いずれにしても世間で口にしているほど可変式が簡単なものでない事が証明されてしまう試合でした。

 

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💡守備
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出場が危ぶまれたボヌッチがスタメンに名を連ねたものの、コンディションが悪いことはキックオフ直後にすぐに分かりました。その選手を出場させなくてはならない程、守備陣が手薄なのは承知した上ですが、下記の通りこの試合の守備を振り返ってみます。

今シーズンのバルサの試合を全て見たわけではないのでハッキリと言えませんが、恐らくはバルサも調子が良いと言う訳ではなく、ユベントスの守備が組織だっていない中でありながら、わずかなパスのズレや連携ミスに助けられた印象です。
#10失点してもおかしくなかったかもだよね

バルサはとにかくボールを早く&速く回して中盤にスペースを生んでそこでスイッチを入れる。ラビオ、ベンタンクールが後半途中までは集中力高くリアクションしながらもスペースを埋めてはいたものの、それでも幾度となくセンターバックの前を使われてしまう展開に。ユベントスの4-4ブロックの中盤4の左右のスペースに両ボランチのいずれかが釣り出されると一気にピンチを迎えたので、そのひとつ前のツートップからの連携を強化する必要があるでしょう。ただ、キックオフ直後は前から良いプレスを掛けて、バルサのリズムを崩せていた印象も残っています。

 

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💡攻撃
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少し厳しい意見になりますが、モラタとラビオ以外に戦えていた選手がいなかったのが残念でなりません。モラタは3度にわたるゴール取り消しにも関わらず集中力を切らさずに戦っていましたし、ラビオは途中交代するまで身体を張ったプレーでチームを牽引しました。それ以外の選手を指して決して『手を抜いていた』とは言いませんが、相手との実力が肉薄した試合において、気持ちがひとつのプレーに影響を及ぼし、そしてその積み重ねが結果に繋がることもあります。一点を先制されて、更にボールポゼッションを奪われる試合展開の中で、両手を叩き、大きな声でチームを鼓舞するシーンを誰も見せなかった事が残念でなりません。
#ボヌッチよその腕章は飾りなのか

また戦術的な部分で言えば、ツートップに入ったディバラが右に流れる事で、ある程度右サイド偏重となった事は選手の特徴を鑑みれば致し方ない事ですが、冒頭にもお伝えした通り可変する時間を与えられずに左のキエーザが孤立する中で、もう少し早めに何か手を打てなかったのかは疑問が残ります。これは『たら、れば』になりますが、あの前半を見た限りでは、後半頭からディバラに代えてラムジーをトップ下に投入し、4-2-3-1で固定した方が全体のバランスは保たれたのではないかと考えます。もちろんラムジーは最後まで出場しなかたったので、コンディション不良の可能性も否めませんが。

いずれにしても今シーズンの新戦力としてユベントスに加入したクルゼフスキ、キエーザと言った粋の良い若手選手にしても、バルセロナ相手にしては個の力では限界がある事をこの試合で示しました。今一度、我々ファンも地に足を着けてしっかりと若手選手を評価し、そして時間を掛けて育てて行きたい所です。
#若手選手も結婚生活も我慢が必要だよ

 

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📌まとめ
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得てしてこの手の敗戦の後は、ピンポイントで選手に辛辣な言葉を掛けたり、監督の采配を批判したり、それこそ絶望的な言葉を口にするファンがいますが、今戦っている舞台は『グループリーグ』であり、目標は「一試合に勝つこと」ではなく「グループリーグを勝ち抜けること」です。そしてこの試合を『完敗』のひと言で終わらせてしまうのであれば、それは今シーズンの終了を意味する事になり、全く意味のないものになってしまいます。なぜ通じなかったのか、どうすれば次は勝てるのかを考えるのもファンの醍醐味だと感じていますし、それを土台にするからこそ、選手に対する不満や要求の言葉が意味を持つ事になると考えます。

ちなみに今日の試合についてピンポイントで言えば、ボクはディバラとメッシの格の違いを見せ付けられた気がします。かと言ってディバラを単にdisるのではなく、この差を埋める為にはどうしたら良いかを提言し、そして時には今のディバラに対して厳しい意見も届けたいと思っています。今日で言えば『攻撃の中心になる意識の差』でしょうか。例え相手に奪われても構わないので「俺が決めるからボールを預けろ」と言った姿勢や仕掛けを見たかったです。特にエリア内であれば、ディバラの特徴である細かいステップからのドリブルでPKを獲得出来たかもしれませんし、今日の試合展開を見ればそれ以外に大きな可能性を感じさせくれたのはモラタへのピンポイントのパスのみです。
#VARなんて嫌いだ!

まぁ、途中交代で最初に投入されたのがマッケニーと言う所で台所事情が厳しいのは十分に理解していますし、半沢直樹的に言えば「倍返し」すれば良いだけの事なので、第5節では4対0で勝ちましょう!
#この強気の発言の根拠は今のところ一切ありません
#それを世間は「強がり」とも言います

 

と言うことで、気持ちを切り替えて次のスペツィア戦に向かいましょう。いや、気持ち切り替えないとやってられないし(笑)


ボクはこれから仕事ですが、たぶん午後の2時には眠気と戦っていると思います。
#本日の負けられない戦い第2戦が始まる

では良い一日をお迎え下さい‪😎‬

 

※重ねてになりますが、いつもの感じのマッチレビューは追ってアップします。


【編集長ミツより】

いかがでしたでしょうか?ユベ議室ではこんな感じで試合後に記事を投じて、それに対してレスが付いてワチャワチャとやっています。この記事の下段にユベ議室メンバーからのレスが付くかと思いますので(今回の記事にレスと付けて頂けるのはユベ議室メンバーのみとさせて頂きます🙏)、そちらも併せてお楽しみ頂ければと思います。そして、もし興味をお持ちいただいた方がいれば、是非入会頂ければ幸いです(月額100円頂いております)。

みなさんのご参加、心よりお待ちしております🙂

[convi]