【まだまだ始まったばかり!】2020-21シーズン第4節 vs クロトーネ戦 マッチレビュー



クロトーネ 1-1 ユベントス

 

[meikan2]


 

ブリーフもブリーフ。ナポリ戦があんな感じになっちゃった上に代表ウィークまで入ったんで、我々ファンとしてみれば3週間ブリーフのセリエA。最下位のクロトーネをしっかり叩いて、「お久ブリーフですけど、選手皆さんもお元気そうで何より」とか言おうと思ったのですが、そんな余裕もなく「アウェイで勝ち点1を‘’ゲッツ!&トリノにリターン‘’するのがやっと」言う試合になってしまいました。

 

※この格好が恥ずかしいからか、それとも勝ち点3をゲッツできなかった悔しさからか、カメラから目線が逸れてしまっている小五郎監督。

 

 

 

キーちゃん、吉田羊を欠く事で注目されたスタメンに関して、小五郎は今シーズン初となる3-4-2-1を採用し、更に2シャドーのうちの一角にU-23から招集したポルタノーヴァを起用。開幕戦ではヒゲダンのスタメン、ローマ戦ではクアマンの左ワイド、ナポリ戦ではキュンの先発(未遂に終わりましたが)、そしてこのクロトーネ戦ではポルタノーヴァを抜擢。

今シーズンは全試合スタメン予想を外しそうな気がしていますが、取り合えず「最終節のピンちゃん出場」だけは、ピンちゃリスタとして意地でも当てたいと思いますし、そこを外すような事があれば「ピンちゃんへの愛が足りなかった」と反省して、今シーズンにおけるホーム、アウェイ、3rdのピンちゃんユニ全て購入する事を約束します。いや約束しません!

 

 

そして試合の方ですが、注目選手が何人かいる中で、まず取り上げるのはキエーザ。ユベントス加入が発表された足で代表に合流していたので、ほとんど(全く?)チームトレーニングに参加する事なくぶっつけ本番でクロトーネ戦に臨んだ訳ですが、期待通り空回ってくれて、最後は退場のオマケ付き。

空回っていた部分については、プレーの節々に「オレが」と言う意思が見えて組織と言うよりは個で仕掛けるシーンが散見されたのですが、それについては時間を掛けて小五郎が指導すればフィットすると思いますし、それこそ今のチームにおいてキエーザのように縦への推進力を持ち合わせた選手はいないので、大きな力になってくれるであろうと期待値が上がりました。

あとはあの退場に関しては決して悪意があるものではなく、ちょっとばかし不運な所もあったのも事実ではありますが、月ユベ毒者に向けては「名刺代わりの一枚」になったんじゃないかと思います。個人的には「退場するならもう少しエンターテイメント性を持たせて」と思う部分はあるものの、まぁそれは今後の課題と言う事で。

いずれにしてもこれで退場王国に入社する事が決まりました。

 

 

まぁ、キエーザの退場でチームが窮地に立たされた事は間違いありませんが、それでも今日のクロトーネのデキは素晴らしかったですね。攻守の切り替えが早く、特に自軍でボールを奪ってから効果的なショートカウンターを披露。素早く前線の大きいひとにボールを運ばれて、幾度となく決定機寸前まで持っていかれました。クロトーネは攻撃はある程度カウンター狙いだったものの、守備はかなり組織だっていて「なんでこのチームが最下位に沈んでるの?」って感じだったんですけど、やっぱり「代表戦にごっそり持っていかれたユベントス」と「代表ウィークにしっかり調整が出来たクロトーネ」で、コンディションに差が出たのかもしれません。そう言った部分を鑑みれば、代表招集を辞退したスネ夫が良い動きを見せた事についても合点が行きますね。えぇ、代表を辞退した甲斐があったと思います。

ちなみにクロトーネの大きいひとは「シメオン・‘’シミー‘’・ヌワンコ」で、ナイジェリア代表にも名を連ねる28歳のアタッカー。身長198センチの恵まれたフィジカルを武器に、クロトーネでも68試合に出場して18ゴールを記録。母国では「新ヌワンコ・カヌー」なんて言われているようですが、月ユベ的には「清水さん」で熟成させようかと考えております。よーく見ると清水さん顔してますよね。知らんけど。

 

 

まぁ、ぶっちゃけ「キーエザが消えーた」にしろ「キエーザが消えーなかーった」にしろ、試合内容が悪かったのは間違いなく、その要因がポル太を含めた選手起用と配置にあったのは確か。ただ、小五郎はシーズン始まる前から「シーズン序盤はテストが必要」だと説明しているし、むしろそのチャレンジの中からヒゲダンのように頭角を現してきた選手がいるのも事実。そしてシステムについても「3-4-2-1より3-5-2の方が機能したんじゃないか」と言う意見があるのも最もですが、新規メンバーが増えた所に新しい監督がやってきたんだから、トライする事も多くなるはず。いや、むしろ前任者と同じように「4-3-3」をやり続けても伸びしろはないでしょ。

 

 

ちなみにこの試合のスタメンの内訳ですが

 

  • 新加入選手4名=カリメロ、ミノル、スネ夫、キエーザ
  • U-23からの昇格組2名=ヒゲダン、ポル太
  • 昨シーズンから加入2名=アバラル君、オジーロ
  • 2年前に家出から戻って来たオッサン1名=ポヌッチ

 

となっており、ここに新しい監督が加わったんだから、そりゃ「新生ユベントス」の土台を作るべく、『チャレンジは続くよどこまでも』って感じでしょうし、我々ユベンティーニも少し温かい目で選手・監督を見る必要があると思います(ポヌッチ除く)。

 

 

スネ夫が2ミリくらいオフサイドライン超えてたのも愛嬌だし、これがスネ夫ってもんよ!

 

 

 

って事で、一試合引き分けたくらいでネチネチと小さいこと言ってないで、気持ち切り替えてディナモ・キエフ戦!

 

 

行くぜー!

 

 

向かうぜー!

 

 

飛ぶぜー!

 

 

 

 

Forza Juve!

 

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ユベ議室では違った角度から振り返りしてまーす。

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