トゥドル監督、クラブW杯指揮に含み「来季の去就はW杯前に決まるべき」 コンテ招へいの噂も


(画像:GettyImages)

Football Italia

ユベントスのイゴール・トゥドル監督が、自身の将来についてクラブに早期の決断を求めている。クラブW杯(2025年)を前に去就が不透明な状態が続いている中、「大会前には全てが明らかになる」と明言。もしクラブが2025-26シーズンに新監督を招へいするのであれば、自身はクラブW杯での指揮を執らない可能性もあると示唆した。

ユベントスのクリスティアーノ・ジュントーリFDは、今夏の大会後にトゥドルの去就を判断すると語っていたが、当の指揮官は「それでは遅い」とSky Sport Italiaに対して語っている。

「全ては間もなく分かることになる。クラブW杯の後ではなく、前にだ。あの大会に中途半端な状態で臨むのは良くない。監督交代を決めているのに、同じ指揮官を連れていくのはクラブにとっても監督にとっても誠実ではない」

トゥドルは今季途中からチームを引き継ぎ、最終節でのヴェネツィア戦3-2の勝利により、ユベントスをチャンピオンズリーグ圏内の4位に導いた。短期間での立て直しに成功したが、それでも指揮官自身は冷静な姿勢を崩さない。

「自分は常にハッピーだ。今日は勝ったが、仮に負けていたとしても自分自身への評価は変わらない。結果は大事だが、それよりもチームの成長や仕事の喜びを見出すことが監督として重要なんだ」

 

補強についても言及「経験ある2〜3人がいれば優勝争いできる」

来季のタイトル争いに向けて何人の補強が必要かと問われたトゥドルは、「ブレーメル、コープマイネルス、カバルがいれば、すでに競争力のあるチームだ」と強調。さらに「あと2〜3人の経験ある選手が加われば、タイトルも狙える。平均年齢が26〜27歳のチームが最も成功しているというのはデータが示していること。若いが、クオリティはある」と語った。

ポジションについては明言を避けたが、「この件についてはもうすぐ話し合うことになる」とし、シーズン終了まで議論を避けていたと説明した。

なお、クラブはナポリ監督でユベントスの元主将・監督人事でもあるアントニオ・コンテ氏のへいを検討しているとも報じられており、トゥドルの今後には依然として不透明な部分が残っている。クラブW杯出場を前に、ユベントスは大きな決断を迫られている。

(引用元:Football Italia)

 

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コメント

  1. bia より:

    デ・ロッシのような例もあるので、一概には言えないのですがトゥドール続投してほしいですね。あと単純に、ユベントスの財政事情やジュントーリの連れて来る選手がコンテの要望に耐えれないでしょ?という懸念もあります。