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フランシスコ・コンセイソンは今季限りでユベントスを退団する見通しとなった。元監督ティアゴ・モッタの退任により、クラブの将来構想から外れる形となっている。
ポルトガル出身のウインガーは今季、ポルトからの期限付き移籍でユベントスに加入。モッタの信頼を得ており、完全移籍の可能性も取り沙汰されていたが、新指揮官イゴール・トゥドールの就任により状況が一変した。
22歳のコンセイソンは、セリエAでの序盤戦で切れ味鋭いドリブルやスピードを武器に印象的なプレーを披露。攻撃にアクセントを加える存在として重宝されていた。特に創造性を欠く試合では、彼の個人技が重要なオプションとなっていたが、トゥドールの下では出場機会が激減している。
クロアチア人指揮官は伝統的なウインガーをあまり使わないシステムを採用しており、ポジショナルプレーや守備バランスを重視するスタイルを構築中。これにより、コンセイソンのプレースタイルは構想と合致せず、今夏の契約満了とともにポルトへの復帰が濃厚となっている。
『コリエレ・デッロ・スポルト』によれば、ユベントスはすでにポルトへの返却を前提とした準備を進めており、完全移籍への投資は見送られる方針。クラブはトゥドールの戦術にフィットしない選手への支出を避け、指揮官のスタイルに適した人材の補強を優先する構えだ。
この決断は、来季2025-26シーズンに向けたチーム再編においてトゥドールの構想を全面的に支持する姿勢を明確にするもの。クラブは戦力の方向性を統一し、戦術的・戦略的な観点から構想外となった選手の放出を進めていく。
かつてはトリノでのキャリアに期待が寄せられたコンセイソンだったが、新体制のもとで早くもそのチャプターに終止符が打たれることとなりそうだ。一部ファンにとっては残念な別れかもしれないが、本人にとってはポルトで再出発を図る新たなチャンスとも言えるだろう。

