ヴィオラへの忠誠が進路を変えた ヨベティッチ、ユーベ行きを断った舞台裏


(画像:GettyImages)

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フィオレンティーナで頭角を現した逸材

ステヴァン・ヨベティッチは、フィオレンティーナ在籍時にヨーロッパでも最も有望なストライカーの一人と見なされていた。モンテネグロ代表FWは、その卓越したテクニックと創造性、そしてゴールへの嗅覚で多くの注目を集め、いずれラ・ヴィオラを離れてより大きな舞台へ進むことは必然と考えられていた。

当時、ヨベティッチの獲得に熱心だったクラブの一つがユベントスだった。イタリアサッカー史上最も成功を収め、セリエA王者として攻撃陣の強化を狙っていたユーベにとって、ヨベティッチは理想的な補強ターゲットと映っていた。多くの人々は、彼がトリノへ向かうことこそが自然なキャリアのステップだと考えていた。

 

トリノではなくプレミア行きを決断

しかし、ヨベティッチが選んだのは意外にもマンチェスター・シティだった。ユベントスからの強い関心を知りつつも、プレミアリーグでの挑戦を選んだことは大きな驚きを呼んだ。イタリア国内に残り、ユーベでタイトルを争う道もあった中で、彼はイングランド行きを決断。だがその冒険は長くは続かず、わずか2シーズンで再びセリエAへ戻ることとなった。

当時の選択について、ヨベティッチはTuttomercatowebのインタビューで次のように語っている。

「後悔したかって?いや。フィオレンティーナを去るとき、ユベントスではなくマンチェスター・シティを選んだのは、ヴィオラのファンを失望させたくなかったからだ。彼らとの特別な関係があった。」

 

フィオレンティーナへの忠誠心

この言葉からは、フィオレンティーナとそのサポーターに対する深い思いが見て取れる。イタリア国内でより大きな成功をつかむチャンスをユベントスが与えていたにもかかわらず、ヨベティッチはその道を選ばなかった。彼にとっては、ヴィオラのファンへの敬意の方が、タイトル獲得や名声よりも大きな意味を持っていた。

結果的にユベントスでプレーすることはなかったが、当時のユーベの戦力を考えれば、トリノで大きな成功を収めていた可能性もあった。しかしヨベティッチは国内のライバルではなく、新天地での挑戦を選んだ。そこには、サッカー選手のキャリアにおける複雑さと、個人の価値観がいかに決断を左右するかが表れている。

(引用元:JuveFC.com)

 

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