【マッチレビュー】ユベントス、壮絶な打ち合い制す テュラム兄弟揃い踏みもアジッチの衝撃弾で決着


(画像:GettyImages)

Football Italia

プレッシャー抱えたインテル、兄弟対決の舞台に

セリエAの大一番“イタリア・ダービー”は、最後まで手に汗握る展開となった。インテルは前節ウディネーゼにまさかの敗戦を喫した直後の試合で、プレッシャーを背負った状態でトリノへ乗り込んだ。新加入のアカンジが移籍直後にデビューを果たし、ムヒタリアンとカルロス・アウグストが先発に名を連ねる。ユベントスはカンビアーゾが出場停止、コンセイソン、ミレッティ、ミリク、そして新加入ジェグロヴァが負傷欠場。それでもここまで無失点で全勝を維持していた。看板カードはテュラム兄弟の対決で、父リリアン・テュラムがスタンドから見守った。

 

ケリーの先制弾、チャルハノールが応酬

序盤はインテルが圧力をかけ、バレッラのボレーが惜しくも枠を外れる。その直後、ユルディスの仕掛けからケリー、ヴラホヴィッチと決定機が生まれるも、アウグストとアチェルビのブロックに阻まれた。
しかし続くコーナーから均衡が崩れる。ロカテッリのクロスをブレーメルが折り返し、ケリーが左足ボレーでネットを揺らしユベントスが先制。インテルもカルロス・アウグストの落としからチャルハノールが左足で鋭いミドルを突き刺し同点とする。だが38分、ユルディスが豪快な一撃を叩き込み、ユベントスが再び前半をリードして折り返した。

 

チャルハノール2発目、マルクス・テュラム逆転弾

後半に入るとインテルが主導権を握る。マルクス・テュラムとボニーの落としから、チャルハノールが胸トラップから鮮やかなボレーを叩き込み、再び同点。流れを掴んだインテルはディマルコのコーナーからマルクス・テュラムがヘディングで叩き込み、初めてリードを奪う。ゴール後に派手な喜びを見せなかったのは、弟ケフランと父リリアンの存在を意識してのものだった。

 

K・テュラム同点弾、アジッチがスタジアムを揺らす

だが物語はそこで終わらなかった。83分、ユルディスのFKにK・テュラムが飛び込み、力強いヘディングで3-3。兄弟そろってゴールを記録する展開となった。

そして試合を決定づけたのは途中投入のアジッチ。後半アディショナルタイム、約30メートルの距離から放たれた右足の強烈なミドルがゾマーの手を弾き、ゴール右上に突き刺さった。インテルは直前の場面でボニーへのファウルを主張したが、VARチェックの結果ゴールが認められた。

 

インテル2連敗、ユベントスは白星街道を継続

試合終盤もインテルはマルクス・テュラムのヘディングなどで迫ったが、ネットを揺らすことはできず。ユベントスが4-3で打ち合いを制し、リーグ戦の完璧なスタートを継続した。一方のインテルは連敗となり、苦しい状況に追い込まれた。

(引用元:Football Italia)

 

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