OBザンブロッタがユベントスの決断に苦言「モッタを解任すべきではなかった」 トナーリ獲得も推奨
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元イタリア代表DFジャンルカ・ザンブロッタが、ユベントスの近況と今後の補強について言及。ティアゴ・モッタ前監督の解任に疑問を呈し、ニューカッスル所属のサンドロ・トナーリ獲得をクラブに強く勧めた。
現役時代は1999年から2006年までユベントスでプレーし、当時を代表するサイドバックとして活躍したザンブロッタ。2006年のカルチョポリ後にクラブを離れたことでトリノでの評価は一時下がったものの、現在もユベントスの動向を注視している。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで同氏は、「モッタを解任すべきではなかった。3年計画のはずだった」と語り、短期間での決断を疑問視。
「クラブはチャンピオンズリーグ出場権を求めていたが、彼はトップ4まで勝ち点1差だった。コッパ・イタリアとCLでの敗退、アタランタ戦とフィオレンティーナ戦での7失点が響いた。しかし最終的には、ジュントリの選択が彼の足かせになった」とし、フロントの支援不足を指摘した。
さらに、クラブが放出した複数の選手についても疑問を投げかけた。
「ファジョーリを売るべきではなかった。彼はフィオレンティーナで素晴らしいシーズンを送っている。キーンも同様だ。経験あるダニーロのようなDFも残すべきだった。クラブは彼らをもっと大切に扱うべきだった」
一方で、イタリア代表MFトナーリの獲得については歓迎の意向を示している。
「彼はプレミアリーグでも結果を出している重要な中盤の選手。クラブとしてイタリア人選手の比率を高めるのは長期的に見ても意味がある。代表にとってもプラスだ」と述べた。
トナーリにはユベントスが強い関心を示していると報じられているが、ニューカッスルが簡単に放出に応じるとは考えにくく、実現にはハードルがありそうだ。