現地解説者「ヴラホビッチはオシムヘンに違わぬ能力を持っている。もし昨シーズンのナポリでプレーしていたら…」



 

 

 

 

【JuveFC.com】

今年に入ってから、ドゥサン・ヴラホヴィッチはユベントスで素晴らしいフォームを維持し、彼をフィオレンティーナから獲得するきっかけとなった才能を披露しています。

ユベントスは彼が自らの価値を証明していることを喜んでおり、昨シーズン終了時に彼の売却を検討していたことは過去の話となりました。

今年素晴らしい活躍を見せているもう1人のセリエAのストライカーは、ビクター・オシムヘンです。

彼はアフリカネイションズカップ(AFCON)からの復帰以来、非凡なフォームを維持しています。

オシムヘンは昨シーズン、ナポリがセリエAのタイトルを獲得するのを助ける重要な役割を果たし、イタリアでのトップスコアラーとなりました。この印象的なパフォーマンスは、いくつかのクラブの興味を引きつけました。

解説者のロベルト・ソーサは、ヴラホヴィッチの最近のパフォーマンスに賞賛の意を表し、もしヴラホヴィッチが昨シーズンからナポリのチームの一員だった場合、彼もオシムヘンと同じくらいの影響力を持っていたかもしれないと述べました。

TuttoMercatoWebに引用された彼の発言は次の通りです。

「私はヴラホヴィッチがとても好きです。私の意見では、ナポリがスクデットを獲得した昨シーズンのチームに彼がいた場合、オシムヘンと同じくらいのゴールを決めていたでしょう。

逆にオシムヘンが昨シーズンのユベントスでプレーしていたならば、ナイジェリア人アタッカーは多くの困難を抱えていたと予想します。」

 

(JuveFC.comここまで)


 

 

【編集長ミツひと言】

まぁ、「たら、れば、イクラちゃんでバブー」の話は御法度ですが(「たら」からの「イクラちゃん」です。念のため)、そう思わせるほどに今のキンタが凄いのは事実であり、実際に昨シーズンのナポリにいて現在の調子を保っていたならば、シーズン30ゴールも達成したのではないかと予想します。

 

 

そのキンタと比べる形で名前が挙がったオシムヘンについても好調でありまして、今シーズンは21試合の出場で13ゴール・4アシストを記録。

怪我とアフリカネイションズカップなどで14試合を欠場しているので、もし離脱期間がなければ、それこそ23ゴールのラウタロに迫っていたかもしれません。

何にしても2人のストライカーは甲乙つけ難く、そして共に素晴らしいアタッカーであることは間違いありませんが、どうやらオシムヘンが今シーズン限りでナポリを退団することは既定路線であり、そして恐らくはセリエA以外のチームに移籍すのではないかと予想されています。

もしかしたらオシムヘンのプレーをセリエAで見るのは最後になるかもしれないので(それこそ直接対決も最後)、セリエクラスタの皆さまにおかれましても、「オシムヘンのプレーを見逃してしまい惜シムヘン」とならぬよう、目に焼き付けて頂きたいと存じます。