現地ジャーナリスト「ユベントスはマロッタの呼び戻しを画策している。そのタイミングは…」



 

 

 

 

【JuveFC.com】

イタリアのエージェント兼ジャーナリスト、マッシモ・ブランバティは、ユベントスがジュゼッペ・マロッタをクラブに呼び戻そうとしていると主張しています。

この66歳の男性は、ユベントスの9年間の黄金期を作り上げた主要人物の1人であり、2010年から2018年までクラブのゼネラルマネージャーを務めました。

彼はトリノを離れた後、間もなくインテルに加入し、現在ではネラッズーリが新たな成功の時代を迎えるのを手助けしています。

最近のインタビューで、マロッタは自身のユベントス時代後年におけるクラブの支出政策に反対しており、さらにクリスティアーノ・ロナウドの獲得にも異論を唱えたことを認めました。

このヴァレーゼ出身者は最近、2027年6月までクラブのスポーティングCEOとして活動することになる、インテルとの契約延長を果たしました。

それにもかかわらず、ブランバティはユベントスが名だたるディレクターをアリアンツ・スタジアムに呼び戻すために動いていると主張しています。

サッカーエージェントは、ユベントスの過半数所有者であるジョン・エルカーンが個人的にこの動きを要求し、当事者間での会議がすでに行われていると明らかにしました。

ブランバティは、自身が出演したフランチェスコ・オッピーニのYouTubeチャンネルを通じ次のように述べたと、ilBianconeroが報じました。

「数日前に移籍市場が閉鎖され、30年間エージェントを務めているよく知られた人物が、電話でエルカーンのこの動きについて私に教えてくれました。

この取引に興味があり、おそらくすでに最重要なディレクターの1人との会議が行われました。そして、私が話しているのはベッペ・マロッタについてです。

彼はトリノに戻ってこなければなりませんし、戻ることができます。マロッタは広範囲を見るユベントスのCEOとなり、ある種の経営的な権限を持つことになります。

私はエルカーンがジュゼッペ・マロッタをユベントスに戻して、ジュントーリと一緒に切り盛りさせる事を考えていると確信しています。

いつの話か?2024年6月です。オッズは教えませんが、可能性はあると思います。」

 

(JuveFC.comここまで)


 

 

 

 

【編集長ミツひと言】

 

 

2018-19シーズン開幕前、ロナウド獲得を含めたユベントスのメルカートに対する方向性の違いからユベントスを離れ、そしてインテルに加入したマロッタ。

その後のマロッタと活躍は、今シーズンを含めたインテルの躍進が語っていますが、それを見てユベントスが再獲得に乗り出したとしても何ら不思議ではありません。

確かにインテルとの契約が2027年まで残ってはいるものの、ジュンちゃんも同様の状況下でナポリから獲得していますし、契約が残っているからといって「あり得ない」と話を切るのはナンセンスと言えるでしょう。

何が起こるか分からないのがカルチョメルカートであり、啖呵を切ってミランに家出をしたと思ったら翌シーズンにシレっと戻って来て、更に今シーズン開幕前にドイツに島流されたことを根に持ってユベントスを相手に訴訟を起こすミラクルが起こるのもカルチョメルカート(その後、訴訟は取り消し)。

今シーズン終了後にマロッタがユベントスに戻り、「マロッタさん、待ッロッタよ」と言える事を楽しみにしたいと思います。

えぇ、「待っとった」が「待ッロッタ」。こんだけ引っ張っておいて、最後は痛恨のダジャレです。てじなーにゃ。