【フレーフレー】2022-23シーズン第35節 vs クレモネーゼ戦 マッチレビュー
ユベントス 2-0 クレモネーゼ
今節、先行して行われた試合において、ミランがスペツィアに敗れたことにより、この試合に勝つと残り3試合で5位ミランまでの勝ち点差が8となり、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得にリーチが掛かる阪神ユベントス。
それを意識してか、当初は小僧たち中心のスタメンが予想されていた中、蓋を開いてみれば名を連ねたのは百戦錬磨のオッサンばかり。
ヒロシの勝ちたい、いや勝たなくてはならない気持ちが伝わる試合となりました。
攻撃
よく打線が繋がるもの、タイムリーヒットが出ないままに前半が終了。
恐らくヒロシの指示だとは思うのですが、左のキー坊に対しては、真ん中や右から一気にボールを飛ばして、展開を変えようとしていたんだと思います。
結果としてその流れから得点は生まれなかったものの、編集長としてはチームのストロングポイントを意識した作戦であり、なかなか良かったんじゃないでしょうか。
周りの選手もキー坊にボールが渡った後はそれほどサポートに入ることはなく、「あとはヨロチクビ」って感じで、それによりエリア内に人数を掛けることが出来ていたので、キー坊が左サイドで一枚剥がせればビッグチャンスになること間違いなし。
キー坊自身も積極的に仕掛ける姿を見せており、シーズンの残り5試合において、これがひとつ形になることを願っています。
あとはアンカーに入った若頭も良かったですね。
まさに「攻撃のタクトを揮う役」として、リズムを作り、そしてボールを散らし、うまくコントロールしていたと思います。
中でも縦に入れる楔のパスはやはり若頭の持ち味のひとつであり、この試合では残念ながら前線でボールが収まらなかったものの、若頭の位置から鋭い縦パスが出ることで、相手センターバックに脅威を与えることは明らか。
今後も、相手ベンチに「いつでもシュートお見舞いしてやるからな」と睨みを利かせながらも、楔のパスを入れるチャンスを伺って欲しいと存じます。
でも、相手ベンチをにらむ必要がないってあるんですかね。知らんけど。
最後に攻撃について触れておくべきは、やはり貴重な先制ゴールを挙げたファジョリーでしょうか。
「涙のサッスオーロ戦」以降、スタジアムでは舘ひろしの「泣かないで」が流れるなど、メンタルコンディションが心配されておりましたが、この古巣相手に容赦なくブチ込んだシュートで吹っ切れたのではないでしょうか。
月ユベ編集部でも、「愛称を『徳光さん』か『野々村龍太郎(号泣議員)』に変更するのもアリなんじゃないか」との意見が出る中、それを払拭するような豪快なゴールに、編集長も股間が涙で濡れました。
守備
こう言った、取れそうで取れない試合展開の中で、カウンターから一発や、エリア内でのファール(特にラガーあたりのハンド)が怖かったのですが、そんなシーンは一切なく、クリーンシートを達成。
時折、ショートカウンターから深い所までボールを運ばれるシーンはあったものの、ほとんどの時間帯では中盤で蓋をしてコースを限定したことで、ガッツさん、ラガー、オジーロのスリーバックも後手に回ることなく、地に足をつけて広島カープ攻撃陣を迎え撃つことが出来ていました。
そしてその一端を担ったのがファジョリーとラビちゃんの両インサイドハーフ。
運動量豊富にピッチを駆け回り、そしてセンターバックの前でプレスを掛けることで、広島の攻撃を遅らせることが出来ていました。
ポゼッション率70対30の試合において、あまり目立つプレーではありませんが、この両選手の働きがチームに安定感を与えたことは間違いありません。
ヴラホビッチ
そんな中で、キンタがほとんどボールに絡めなかったのが残念でした。
もう少しキンタの所でボールが収まれば、それこそ自身のゴールも含めて「猛虎打線爆発」となったのでしょうが、良いボールが届かなかった事もあり、見せ場なく後半21分に途中交代を強いられることに。
国内リーグにおいては、レッチェ戦、アタランタ戦と2試合連続ホームランを打っていただけに、広島戦でも期待されたものの、3戦連発はならず。
次のセビージャ戦での柵越えに、期待が寄せられる所であります。
まとめ
冒頭にお伝えした通り、これで5位ミランとの勝ち点差は8。
直接対決は残すものの、残り3試合のうちで阪神が勝ち点2を積み上げれば、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を手にすることに。
次節エンポリ戦で、とっととハム太郎に決めてもらいたいと願います。
つーことでーーー
輝く我らの
阪神
ユベントース
おーおーおーおー
阪神
ユベントース
フレー
フレフレフレー
Forza 阪神ユベントス!