インテルOBマテラッツィ「インテルとユベントスの差は実質的に無いと同じである」



 

 

 

 

【JuveFC.com】

インテルの元ディフェンダー、マルコ・マテラッツィは、セリエAの頂点でユベントスに対して現在2ポイントのリードを持つことは、ネラッズーリにとっては無意味だと認めています。

インテルは顕著に強力なスカッドを擁していますが、ユベントスはリーグタイトルを巡って不屈の挑戦を続けています。

ユベントスはヨーロッパリーグの不在を利用し、真剣にカンピオナートを争うことができ、現在のフォームからは彼らが勝利する可能性があることを示唆しています。

インテルは好調ながらも、2ポイント差で追うユベントスからのプレッシャーを受けています。この綱渡りの状況では、もしインテルが試合に負け、ユベントスが勝った場合、ビアンコネリは首位を奪取する可能性があります。

シーズンはまだ長いため、マテラッツィは現在、両クラブ間に実質的な違いはなく、タイトル争いは非常に競争的なままだと考えています。

彼はIl Bianconeroに引用されたように、次のように述べました。

「どのチームも、一つの目標に向かって戦っており、それは最強のインテルを転覆させることです。順位表での2ポイントのリードは実質的に無いものと同じです。インテルはスクデットを勝ちたいと思っており、それはユベントスも同様です。アッレグリは4位以内が目標だと口にしていますが、それは簡単に反論できるゲームです。もし私がユベントスの選手ならば、ロッカールームでチャンピオンシップを獲得すると話をするでしょう。そして実際にそれが彼らの目標です。」

 

(JuveFC.comここまで)


 

 

 

【編集長ミツひと言】

 

 

インテルで一時代を築いたマテラッツィ。

現役時代はユベントスの前に幾度と立ちはだかった名センターバックであり、名物選手でもありましたが、現在のカンピオナートを冷静に見ているようで、古巣であるインテルに「油断はするな」と警鐘を鳴らしているようにも感じます。

しかしインテルの実力はモノホンであり、ひと足先に行われたシーズン後半初戦のモンツァ戦でも5-1の勝利を収めて、現時点でユベントスとの勝ち点差は5に開くことに。

ユベントスとしても強豪サッスオーロ戦を前にしてプレッシャーが掛かるシチュエーションではありますが、それこそマテラッツィが口にした通りこのまま混戦にするためにも、勝ち点3を手にしなければなりません。

恐らくインテルとしては、OBである選手がインテルに対して少し厳しめの意見をしたことから「ちょっと待テラッツィ」と言いたい部分もあるかもしれませんが、ユベントスとしてはマテラッツィの言葉が現実になるように、引き続きインテルの後をぴったりと追走して欲しいと願います。