フィオレンティーナで存在感を示すアルトゥール、選手は残留を望むもシーズン終了後の処遇は…
【JuveFC.com】
ユベントスはアルトゥール・メロが今シーズン、フィオレンティーナでのローン期間中に順調に活躍していることを喜んでいます。
このブラジル人ミッドフィールダーは、以前のローン先であるリバプールで定期的な出場時間を確保するのに苦戦しましたが、今シーズンはフィオレンティーナで存在感を示しています。
アルトゥールがフィオレンティーナでの成功と、クラブが彼を残したいという意向を持っているにもかかわらず、完全移籍については現在、財政的な制約に妨げられています。
アルトゥールの年俸は600万ユーロで、その半額をユベントスが負担しています。
Calciomercato.comの報道によると、フィオレンティーナはこれらの財政条件に対応できず、アルトゥールの完全移籍に対してユベントスに2000万ユーロの移籍金を提案したと報じられていますが、財政の側面がフィレンツェのクラブにとって難しい状況であるようです。
フィオレンティーナとアルトゥールはともに彼が残ることを望んでいますが、現在の財政状況ではフィオレンティーナがそれを成し遂げるのは難しいとされています。
その結果、ユベントスは今後の数週間でアルトゥールの新たな所属先を模索する必要があるかもしれません。
(JuveFC.comここまで)
【編集長ミツひと言】
今シーズン、フィオレンティーナで欠かすことのできない存在となっているアルトゥール。
国内リーグにおいては、第18節終了時点で全18試合で起用されており、イタリアーノ監督からの信頼は絶大。
そして、その状況にアルトゥールが充実感を覚えていることと、ちょっと頭部に薄っら感を覚えていることは間違いありません。
まぁ、ユベントスに戻って来てもポジションがないことは明らかなので、このままフィオレンティーナに完全移籍するのが三者(ユーベ、ヴィオラ、アルトゥール)にとってハッピーチャチャチャなのは明らかですが、さすがに年俸600万ユーロ、それはすなわち20pnc(=ピンちゃん)は高杉晋作。
そして、今回の報道では「フィオレンティーナがユベントスに対して移籍金2000万ユーロで完全移籍を打診した」とありますが、この金額についても晋作に違いなし。
今後、シーズンが進み、ヴィオラが来シーズンもヨーロッパの舞台で戦えるか、戦えないかが見えて来た際にもう少しハッキリするのではないかと思いますが、編集長としては「ユーベに残ったとしても『アルトゥールはハゲとーる』くらいしか起用ポイントがない」と思っているので、なんとかヴィオラ残留を果たして欲しいと願っております。