【浅堀り考察】ユベントスはラビオに1500万ユーロのプライスタグを付けることを決めた
Corriere dello Sport
アドリアン・ラビオは1年の契約を残して、トリノを後にする可能性が出てきた。
プレミアの幾つかのチームがフランス人ミッドフィルダーに興味を示しており、更にヴェロニク・ラビオはPSGへの復帰さえも念頭に置いている。
ユベントスは1500万ユーロのプライスタグを付ける事を決めた。
とりあえず、今回の報道について、幾つかの角度から考えてみます。
契約
これが1番のポインツ。
ラビちゃんの契約は2023年6月までとなっており、残すところあと1年。
本来であれば「更新しちゃえばいいんじゃね?」て感じなのですが、ここで問題となるのがラビちゃんの年俸。
3年前にトランスファーフリーで加入した事もあり、その額はドドーンと700万ユーロ。現在のチームスタンスを鑑みると、同じ金額を提示するとは到底思えません。いや「パーヒャクあり得ない」と言えるでしょう。
ここでラビちゃんが「ユベントスに残りたいので、ママに反抗してでも減俸を受け入れる」くらい口にしてくれたら嬉しいのですが、ラビちゃんがそう言うタイプじゃないのは明らかであり、そして万が一にもラビちゃんがそう口にしたとしても、ラビ代が許すはずは無し。
と考えると、今夏の移籍が本線のような気がします。
移籍先
そしてここで問題に挙がるのは「移籍先」、って優香、具体的には年俸700万ユーロを支払えるチームが現れるかどうか。
ラビちゃん側にしてみれば、このまま残留すればユベントスから700万ユーロの年俸を貰えるわけで、更に言えば700万ユーロを手にした上で契約を更新しなければ、来シーズン終了後にトランスファーフリーとなって移籍先を選べる事になります。
例えユベントスがこの夏に「売却したい」と考えて、そして手を挙げたチームがいたとしても、そのチームが700万ユーロ以上の条件を提示しなければ、ラビちゃん側は「移籍しない」と答えればいいだけの事です。
ラビちゃん獲得を望むチームとしては、「移籍金を支払って、更に年俸700万ユーロを用意するのであれば、トランスファーフリーになるまで待つよ」と考えだとしてもおかしくありません。
トランスファーフリーであれば移籍金も発生しないので、その分を年棒に回す事も出来るはずです。えぇ、ユベントスが3年前にそうしたように。
ユベントス
では、ユベントスはラビちゃんをどうしたいのか。
ヒロシとしては間違いなく残留させたいはず。何てったって今シーズンはチーム最多の45試合に出場させていますし、更に来シーズンに向けてポグバが加入したならば、バランサーの役目を果たせるラビちゃんの存在は、チームにとって大きなものになる事は間違いなし。
しかし、しかしのしかーし、ラビちゃんの移籍金に設定されたと言われる1500万ユーロは大金ですし、単位を変えるならば「50ピンちゃん」であり、「8.3ユッティ」。
長い目でチーム運営の事を考えれば、1500万ユーロで売却して、そのお金を元手に新たなミッドフィルダーを獲得したいと考えたとしても、なんらおかしくありませんし、非難する事は出来ません。
まとめ
結局のところ、ラビちゃん側が減俸を受け入れない限り、来シーズン終了後にユベントスを離れる事は間違いなし。
そうであれば、少しばかりドライな話になりますが、この夏に放出して現金化した方がチームとしてはプラスなような気がします。
しかし、ナンジャラカンジャラ言いながらも、「最終的にはラビ代次第」だと思うので、ケルケルには最大限に腰砕けって頂き、どこかで落とし所を見つけて欲しいと願います。
でも、カルチョ・メルカートにおいて「腰砕ける」って、何か決定打になるんですかね。知らんけど。
(記事終わり)
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