【勝てば官軍、負ければ…】2021-22シーズン コッパ・イタリア ベスト4 vs フィオレンティーナ戦 1stレグ マッチレビュー
フィオレンティーナ 0-1 ユベントス
▶選手の愛称説明→(選手名鑑)
まぁ、ボロボロでしたね。
確かに今シーズンのフィオレンティーナは良いサッカーを見せているし、逆にユベントスはなかなか土台が固まらない中で春の怪我人大祭り開催中ですし、それでも「ボロボロだった」と言って間違いないと思います。
しかもスタメンは謎の3-5-2で、やっぱりその3-5-2が全く機能しなくて、それなのに3-5-2を試合終了のホイッスルが鳴るまで引っ張り続けて、ちょっと見るに堪えない時間が続きました。ふつーにユッティ右のチャラ左の4バックにした方が圧倒的に安定感が増すんじゃないかと思ったんですけど、ハゲにはハゲなりの考え方があったんでしょうね。そのひとつに「どうしてもデ・シリオを真ん中で使いたかった」があるのかもしれませんが、ユッティがゆとって面白いのはサイドだからであって、ゴールに近い中央でゆとった場合にはシャレにならないケースが多いので、もし3-5-2を貫いた理由がそこになるのであれば今一度考え直して頂きたいと存じます。いや、Majiでスリーバックやるなら本職(せめてケンさん)3人で固めないと厳しいでしょうに。さすがの編集長も、今日はユッティがちょいちょい繰り出していた小ネタは楽しめませんでしたわ。
そんで試合を見ていない方もいるかと思いますので、その辺の事にも軽く触れておきますと、ボール支配率は圧倒的にフィオレンティーナ。最終的にフィオ55%:ユーべ45%で終わりますが、試合をコントロールしていたのは完全にヴィオラで、ユベントスは終始受けに回る展開に。攻撃も苦し紛れのロングボールが多く、守備においても決してチームとして連動していた訳ではなく、最終的にフトシのぶっとしとボヤッキーの安定感に助けられ感じに。ぶっちゃけ「負けてもおかしくなかった」と言っても過言ではないと思います。かなりボールも回されてチームとしても疲弊していましたし。
そして振り返ってみれば、シュート数はフィオ22本でユーべ6本。更に枠内シュートはフィオ6本でユーべ1本。この数字を見れば、どんな試合内容だったかは明らか。
でも…
でも…
でもでもでもでも…
そんなの関係ねぇ!
そんなの関係ねぇ!
そんなの関係ねぇ!
はい、ユッベピー!
トーナメントなんて勝ってナンボですし、それこそこの試合内容で負けていたら一部のユベンティーニが大爆発でしょうし、2ndレグだってかなり苦しい戦いを強いられる事になったはず。その2ndレグについては、「ゴール前をガチガチに固めるヴィオラ守備陣を崩せずにスコアレスドロー」なんて結果も想像に容易いところ。そして何よりも「この手の試合で結果を残せるようになってきた」と言うのが大きいと思います。特にシーズン序盤は勝つべき試合を引き分けて、引き分ける試合を巻けていましたから。
まぁ、色んな意見があるとは思いますが、編集長的には「勝てば官軍、負ければポヌッチの責任」であり、特に決勝進出を懸けた準決勝1stレグ、しかもアウェイと言う事を考えれば、「結果オーライ」なんじゃないかと捉えています。まぁ、ちょっと無理にポジっている部分はありますが、2ndレグが行われる4月21日までに怪我人が何人か戻って来るでしょうし、それまでにヒロシも「デ・シリオをスリーバックの一角に入れる」と言った無謀な考え方を改めてくれるはず。兎にも角にも1stレグを1対0で勝てたからこそ、余裕を持って2ndレグを迎える事が出来るんじゃないかと考えています。
ちなみにポヌッチも負けていたら出場していないのに自分の責任なる所だったので、ホッとしているに違いありません。
つー事で勝ち!
試合内容はBOLO-BOLOだったけど勝ち!
でも今シーズンはほとんどBOLO-BOLOだからあまり気にせずに勝ちは勝ち!
って事で週末のスペツィア戦も勝っちゃおうぜーーー!
Forza Juve!
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