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長らくフェイエノールト所属のスロバキア代表DFダビド・ハンツコに関心を寄せてきたユベントスだが、予想外のライバルの出現により、その獲得計画が大きく揺らいでいる。争奪戦に名乗りを上げたのは、欧州外の強豪アル・ナスル。中東からの資金力が、移籍市場に新たな波紋を広げている。
エールディヴィジおよびチャンピオンズリーグでの安定したパフォーマンスにより、ハンツコは今季ヨーロッパでも屈指のセンターバックとして評価を高めてきた。ユベントスは1月の移籍市場で獲得を狙ったものの、当時は交渉成立には至らず、今夏の再アプローチを視野に入れて動向を注視していた。
アトレティコ・マドリードも関心を示す中、事態を一変させたのがサウジアラビアの強豪アル・ナスルだ。『Tuttomercatoweb』によれば、同クラブはフェイエノールトの要求額を満額支払う用意があり、さらにハンツコに対して高額年俸の契約を提示しているという。
クリスティアーノ・ロナウドらスター選手を擁するアル・ナスルは、来季に向けて守備の強化を進めており、ハンツコをその軸と見なしている。経済的な条件においては、ほとんどの欧州クラブが太刀打ちできない状況だ。
ユベントスにとってわずかな望みは、ハンツコ自身が欧州トップレベルでの競争を優先するかどうかにかかっている。仮に選手が成長やキャリアの質を重視するのであれば、イタリア行きの可能性も残されるが、金銭的条件が決め手となれば、トリノのクラブが逆転するのは極めて困難だろう。
最終的な判断はハンツコ自身の価値観に委ねられており、欧州での継続的な挑戦か、それとも急成長を遂げるサウジアラビアリーグでの新たな挑戦か、大きな岐路に立たされている。

