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ユベントスは、1月の移籍市場で攻撃陣を強化すべく、パリ・サンジェルマンのランダル・コロ・ムアニの状況を調査していると報じられている。
アルカディウシュ・ミリクは来月にも復帰する見込みだが、半年間の離脱を経てフルフィットネスを取り戻すには時間が必要とされる。一方、ドゥシャン・ヴラホヴィッチは過度の負担を懸念されており、ビアンコネリは新たなストライカー獲得を検討中だ。
イタリア人ジャーナリスト、アルフレード・ペドゥッラによれば、クリスティアーノ・ジュントリらユベントスの首脳陣は、コロ・ムアニを含む複数の選手を候補としてリストアップしている模様。コロ・ムアニは現在、PSGのルイス・エンリケ監督の構想外となっており、状況が注目されている。
PSGは2023年夏、アイントラハト・フランクフルトからこの万能型アタッカーを9500万ユーロで獲得した。しかし、昨季は期待を下回るパフォーマンスに終わり、今季はさらに厳しい状況に直面。27歳のフランス代表は、現在ルイス・エンリケ監督の構想外となっている。
ユベントスはシーズン終了までの期限付き移籍という形でコロ・ムアニを引き抜ける可能性を探っているが、現段階で完全移籍で獲得する資金的余裕はない。更にペドゥッラによれば、プレミアリーグの複数クラブがこの2022年W杯準優勝メンバーを追跡しており、ユベントスは激しい競争に直面している。
中でもマンチェスター・ユナイテッドは、マーカス・ラッシュフォードとの関係悪化を受けて動きを見せる可能性があり、ユベントスのライバルとなるだろう。また、ジョシュア・ザークツィも将来が不透明な状況で、ビアンコネリが主要な獲得候補の一つとして浮上している。
加えてユベントスは、ジャコモ・ラスパドーリへの関心も強めている。しかし、ローマもこのイタリア代表選手を狙っており、獲得競争が予想される。ユベントスはニコロ・ファジョーリをトレード要員として提示することで、アントニオ・コンテやジョヴァンニ・マンナを満足させる案を持っている模様だ。
ユベントスがこの冬の移籍市場で新たなストライカーを確保できるか、今後の動向が注目される。