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ユベントス対ミラン、判定を巡り議論再燃
アリアンツ・スタジアムで行われたセリエA屈指の好カード、ユベントス対ミラン。マッシミリアーノ・アッレグリが敵将として12年ぶりにトリノへ戻るという注目の一戦は、スコアレスドローに終わった。
試合自体は慎重な展開となったが、後半に与えられたミランのPK判定が大きな論争を呼んでいる。ルカ・モドリッチのロングボールに反応したサンティ・ヒメネスがペナルティエリア内でユベントスDFロイド・ケリーと競り合い、倒れた場面で主審マルコ・グイダが即座に笛を吹いた。
VARもこれを支持し、介入はなし。しかし、キッカーのクリスティアン・プリシッチが痛恨のミスを犯し、ユベントスは難を逃れた。とはいえ、ケリーのファウルが明確ではなかったことから、ビアンコネリのファンを中心に不満の声が上がっている。
マレッリ「接触はあったが、違反と断定できない」
試合後、元セリエA主審のルカ・マレッリもこの判定に疑問を呈した。DAZNの番組で次のように見解を述べている。
「確かに接触はあった。しかし、それが反則にあたるのか判断が難しい。グイダは非常に良い位置からプレーを見ていたが、ケリーの腕は使われていたものの、脚の接触は確認できなかった」
さらに、退場処分の可能性についても否定的な見方を示した。
「退場はあり得ない。ヒメネスはボールを保持していなかったからだ」
ユベントスに不利な判定が続く現状
今季、ユベントスは判定を巡る不運に何度も見舞われている。先日のヴェローナ戦(1-1)では、イゴール・トゥドール監督が審判の重大なミスに激怒したばかりだ。
今回のミラン戦でも疑問符が残る判定が下されたことで、審判団の一貫性とVAR運用への不信感はさらに高まりつつある。


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