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この夏の移籍市場で、ユベントスが特に獲得を熱望していた選手の一人がマット・オライリーだった。セルティック時代に評価を高めたこのMFは、プレミアリーグのブライトンへ移籍後、1年目は期待通りのインパクトを残せず苦戦。夏の移籍市場で移籍希望を出し、状況が動き出した。
ユベントスとブライトンの交渉
オライリーは移籍を望んだものの、ブライトンは完全移籍を認めず、買い取りオプションなしのローン移籍のみを容認する姿勢を崩さなかった。一方、ユベントスは将来的な投資を見極めるためにも「買取オプション付きローン」を要求。両者の思惑が一致せず、金額面でも合意には至らなかった。
トゥットメルカートウェブによれば、ファブリツィオ・ロマーノ氏は「ユベントスの考えは買取オプション付きローンだった。しかし金額で合意できなかった。ブライトンはその条件を一切受け入れず、ドライローン(買取権なし)のみを要求。最終的にマルセイユがその条件をのんで、給与負担やローンフィーを支払うことで交渉を成立させた」と説明している。
結末とその意味
最終的にオリンピック・マルセイユがこの好機を逃さず、オライリーを1年間のローンで獲得。ユベントスは選手本人と合意に達していたものの、クラブ間交渉で折り合いがつかず、サポーターにとっては歯がゆい結末となった。
中盤の層を厚くする上でオライリーは魅力的な補強候補だったが、ユベントスは不利な条件を受け入れない姿勢を貫いた。短期的な即戦力よりも持続可能性と長期的な計画を重視するクラブの方針が、今回の交渉にも表れている。
一方でオライリーにとっては、マルセイユでの挑戦がキャリア再生の舞台となる。欧州のトップレベルで再び存在感を示すことができるか注目される。


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