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Football Italia
ユベントスは2日、元トゥールーズ会長のダミアン・コモッリが新たにゼネラルマネージャー(GM)に就任したことを正式発表した。55歳のフランス人幹部は、これまで欧州複数クラブで選手補強に関わり、豊富な経験と確かな実績を積み上げてきた人物として知られている。
プレミアリーグでの実績:アーセナルからリバプールまで
プロ選手にはならなかったものの、コモッリはASモナコのユース出身で、同クラブのU-16コーチとして指導者キャリアをスタート。その後、法学位と指導者ライセンスを取得した。
1996年にはアーセン・ヴェンゲルに招聘され、アーセナルの欧州担当スカウトとしてロンドンに渡ると、7シーズン在籍。在任中にはプレミアリーグ3度制覇、「インヴィンシブルズ」の2003-04シーズンも経験した。
スカウトとしてはコロ・トゥーレ、エマニュエル・エブエ、ガエル・クリシらをアーセナルに紹介。2008年にはトッテナムのフットボールディレクターとしてルカ・モドリッチ(後のバロンドール受賞者)を獲得したほか、ディミタール・ベルバトフ、ブノワ・アス=エコトらの補強にも関与した。
2010年からはリバプールに移り、戦略担当ディレクターとしてルイス・スアレスとアンディ・キャロルの同時獲得を成立させたのも彼の功績とされている。
サンテティエンヌとガラタサライ、トゥールーズでの再起
トッテナムとリバプールの間には、サンテティエンヌでスポーツディレクターを務めた期間もあったが、補強の失敗と財政難により批判を浴びた。
その後はガラタサライで短期間を過ごしたのち、長らくフットボール界から離れていたが、2020年にトゥールーズのフットボールディレクターとして現場復帰。のちに会長職へ昇格し、2021-22シーズンにはリーグ・ドゥ優勝で1部昇格、2023年にはクープ・ドゥ・フランスを制覇するなど成果を上げた。
トゥールーズの親会社レッドバード・キャピタル(ミランのオーナーでもある)にコモッリを推薦したのは、「マネーボール」の実在モデルとして知られる米データ分析家ビリー・ビーンだったと報じられている。
かつてはミランの幹部候補としても名が挙がっていたが、今回ユベントス入りを決断。フロント刷新を進めるビアンコネーリにとって、大きな戦力となる可能性が高い。


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