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Football Italia
イゴール・トゥドールがユベントスに新たな息吹をもたらしている――。かつて同クラブでトゥドールを指導したファビオ・カペッロが、クロアチア人指揮官の手腕を高く評価している。
3月にティアゴ・モッタの後任として暫定的に監督に就任したトゥドールは、就任後の3試合で2勝1分と好スタート。カリアリとレッチェに勝利し、ローマとは1-1のドロー。ユベントスは現在セリエAで4位につけており、クラブは2025-26シーズン以降もトゥドールを継続して指揮させる方向で検討していると報じられている。
カペッロは自身の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のコラムで、「まるでトゥドールが学校のチャイムを鳴らしたようだ。机の下に教科書をしまって、全員が校庭で楽しんでいるような雰囲気だ」と独特の表現で現チームの空気感を語っている。
「トゥドールの効果は確実にあるし、感じられる。彼のアプローチには驚かされるが、最も重要なのは選手たちが楽しんでいるように見えることだ。チャンピオンズリーグ出場権の獲得は依然として簡単ではないが、わずか20日あまりで、彼はすでに大きな成果を上げた。3試合で勝ち点7を取っただけでなく、選手たちにより多くの自由を与えている」
またカペッロは、選手たちを本来の適正ポジションに戻したことが、結果につながっていると分析している。
「トゥドールはユベントスを知っているし、トリノに戻ってすぐにクラブに適した判断を下した。ヴラホヴィッチをはじめ、主力が本来のポジションで起用されている。ユルディスはウイングからトップ下に移され、マッケニーはトレクアルティスタから解放された」
「魔法のような戦術を編み出したわけではない。だが彼は、ビッグクラブを率いるうえで最も重要な能力――常識と実用性――をしっかりと持ち合わせていることを証明している」
トゥドールの手腕によって復調の兆しを見せるユベントス。今後の戦い次第では、正式な監督就任の道が開かれる可能性も高まりそうだ。

