【Goal Italia】ユベントス対レッチェ 採点
Goal ltalia
ユベントス、コープマイネルスとユルディスのゴールでレッチェ撃破。トゥドール体制2勝目
ユベントスがレッチェを2-1で下し、トゥドール新体制での2勝目を飾った。前半にコープマイネルスとユルディスが決めた2ゴールが決勝点となり、終了間際の失点を受けても勝ち点3を死守。これでチャンピオンズリーグ出場権争いに向けて、大きな前進となった。
トゥドール監督のもとで戦う“新生ユベントス”は、明確な狙いを持って試合に入った。2分、ヴラホヴィッチのスルーパスに抜け出したコープマイネルスが冷静にゴール左隅へ流し込み、あっという間に先制に成功。続く34分にもヴラホヴィッチが今度はユルディスに絶妙なアシストを供給し、若き10番が追加点を奪った。
前半を2点リードで折り返したユベントスは、後半も主導権を譲らず攻め続ける。ヴラホヴィッチ、コープマイネルス、さらには交代出場のウェアやコロ・ムアニらが相手ゴールに迫ったが、決定的な3点目は奪えず。迎えた87分、セットプレーからバスケロットに頭で決められ、スタジアムには一瞬不穏な空気が漂ったが、何とかリードを守り切った。
トゥドールの志向する縦に速いサッカーは確実にチームに浸透しつつあり、選手個々のパフォーマンスも上向き。中でもゴールと安定したプレーで攻守に存在感を示したコープマイネルス、そして決定力を発揮したユルディスは今節の主役と言っていい。
一方で、相変わらず課題として残るのがセットプレーからの失点。試合終盤に一発を食らう形は今季何度も繰り返してきたもので、トゥドールにとっても頭の痛い部分となっている。