ディ・マルツィオが明かす、ユベントスとトゥドールの契約に含まれる重要条項
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イゴール・トゥドールは、まもなくユベントスの暫定監督に就任する見込みだが、その任期は当初の想定よりも長くなる可能性がある。(その後、ユベントスが正式に発表)
過去24時間の間に、イタリアの主要な報道機関がほぼ一斉に、ユベントスがティアゴ・モッタを解任する方針を固めたと報じており、あとは公式発表を待つのみの状況となっている。
一方、トゥドールは数時間以内にトリノ入りし、3カ月契約にサインする見通しだ。クロアチア人指揮官が短期契約を受け入れる意向を示したことが、クラブの決断において重要な要素となったようだ。ユベントスの経営陣は、現時点で長期契約を結ぶことを避け、夏に向けて選択肢を広げる方針を取っている。
CL出場権獲得で契約延長の可能性
イタリアの移籍市場に精通するジャンルカ・ディ・マルツィオによると、トゥドールは3カ月の契約を結び、低迷するチームの立て直しに挑むことになる。また、ラツィオ時代のアシスタントであるイヴァン・ヤヴォルチッチも、ユベントスのコーチングスタッフに加わる見込みだという。
さらに、トゥドールの契約には「チャンピオンズリーグ出場権を獲得した場合に契約を延長できるオプション」が含まれているという。
ただし、現在の状況を考えると、イタリア勢が今シーズンの欧州カップ戦で十分なポイントを獲得し、リーグとして追加のCL出場枠を得る可能性は低い。イングランドとスペインが優位に立っており、ユベントスが来季のCL出場権を確保するには、セリエAでトップ4入りすることが必須条件となりそうだ。
現在、ユベントスはアタランタ戦とフィオレンティーナ戦での大敗を経て、5位に転落。ボローニャに順位を奪われた形となり、背後にはラツィオが迫っている。さらに、復調しつつあるローマもダークホースとしてCL出場権争いに絡んでくる可能性がある。