コロ・ムアニ、ユベントス残留は不透明 ── CL逃せばニューカッスル移籍の可能性も
Football Italia
ランダル・コロ・ムアニのユベントスでの将来は保証されていない。今季のチャンピオンズリーグ出場権を逃せば、今夏の退団が現実味を帯びる可能性がある。特にニューカッスル・ユナイテッドがアレクサンダー・イサクを売却した場合、その後釜としてコロ・ムアニにオファーを出す可能性があるという。
コロ・ムアニは1月の移籍市場でユベントスにレンタル加入。しかし、買取オプションは付帯しておらず、来季以降もクラブに残るためにはパリ・サンジェルマンと改めて交渉を行う必要がある。
ニューカッスルがユベントスの競争相手に?
ユベントスは2025-26シーズン終了後の買取オプションや買取義務付きの再レンタルを交渉する可能性があると報じられていた。クラブとしては総額の支出を抑えつつ、コロ・ムアニの獲得を実現したい考えだ。
しかし、状況は数週間前とは変わりつつある。コロ・ムアニはセリエA初出場3試合で5ゴールを決めたものの、それ以降1カ月にわたり無得点。さらに、ユベントスは現在リーグ4位に位置しているが、5位とはわずか1ポイント差であり、チャンピオンズリーグ出場権の確保は決して楽観視できる状況ではない。
Calciomercato.comによれば、これらの要因により、ユベントスがコロ・ムアニを完全移籍や買取義務付きレンタルで確保する保証はなくなりつつあるという。その一方で、ニューカッスルが本格的に関心を示し始めている。
プレミアリーグのニューカッスルは、現在世界屈指の価値を持つストライカー、アレクサンダー・イサクを擁しており、その市場価値は約2億ユーロとも言われる。しかし、今夏の移籍が取り沙汰されており、もし売却となれば、その代役としてコロ・ムアニが有力な候補に浮上する可能性がある。ユベントスがチャンピオンズリーグ出場権を確保できなかった場合、このフランス代表FWの去就は一気に不透明になるだろう。