グアルディオラ、ユベントスのディ・グレゴリオに惚れ込む――シティが新たな守護神候補にリストアップか
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マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督が、今月初めの対戦でユベントスのミケーレ・ディ・グレゴリオに魅了されたと報じられている。
スペイン人指揮官にとって、現在の状況はキャリア史上最も苦しいものとなっている。プレミアリーグの名門は、公式戦直近12試合でわずか1勝しか挙げられておらず、特にチャンピオンズリーグではティアゴ・モッタ率いるユベントスに0-2で敗れる失態を演じた。
この試合では、ドゥシャン・ヴラホヴィッチとウェストン・マッケニーが前線で勝負を決めたが、クリーンシートを維持した背景にはディ・グレゴリオの活躍があった。元モンツァの守護神はゴールマウスで幾度も驚異的なセーブを披露し、特にアーリング・ハーランドとの1対1の場面では圧巻の反応でこれを防いだ。ハーランドがループシュートを試みるも、イタリア人GKが手を伸ばしてこれを阻止。このプレーがチームの勝利に直結した。
『デイリー・メール』によると、この27歳の圧倒的なパフォーマンスに心を奪われたグアルディオラは、ディ・グレゴリオを自身のゴールキーピング陣強化にふさわしい人材と見なしているという。
現在シティのゴールはエデルソンが守っているが、今シーズンは安定感を欠いており、ステファン・オルテガと併用されている。しかし、オルテガも一流クラブの正守護神としては物足りないとの声が多く、クラブは新たなGKを早急に補強する必要があるとされている。その中で、ディ・グレゴリオの名前が候補リストに浮上した形だ。
インテルの下部組織出身であるディ・グレゴリオは、モンツァでの4年間で名声を確立。昨シーズンにはセリエAのベストGKに選ばれ、今夏に約2000万ユーロの移籍金でユベントスに加入したばかりだ。
ディ・グレゴリオの契約は2029年6月まで有効であり、ユベントスが今夏獲得したばかりの選手を手放すには、相当なオファーが必要になると報じられている。