フロジノーネで躍進するバレネチェア、今夏はユーベに戻らずにトレード要員となる可能性が浮上か!
【JuveFC.com】
エンゾ・バレネチェアは、ユベントスからフロジノーネへのレンタル中に素晴らしいパフォーマンスを披露しており、将来的にトリノに戻ってプレーしたいとの意向を示しています。
この若手アルゼンチン人選手は、マックス・アッレグリの下でデビューしたNext Genプレイヤーの一員であり、フロジノーネへのレンタルは彼にさらなるプレー時間を提供する戦略的な動きでした。
ユベントスは、バレネチェアの進歩を注視しており、フロジノーネで受けている重要なプレー時間が、彼の総合的な成長に貢献していることを喜んでいます。
彼の有望なパフォーマンスを考えると、ビアンコネリはローン期限が切れた後、チームのプロジェクトにバレネチェアを組み込む可能性があります。
しかしユベントスは、ミッドフィールダーに関して代替案を持っているようであり、Tuttomercatowebの報告によれば、クラブは彼を取引の切り札として利用し、ターゲットとしている選手の獲得を確保する意向を持っているようです。
報告によれば、ユベントスはバレネチェアをジェノアに送り、アルバート・グドムンドソンの獲得の一環として、またはルイス・ファーガソンとリッカルド・カラフィオーリの獲得を促進するために、ボローニャに送ることを検討するかもしれません。
(JuveFC.comここまで)
【編集長ミツひと言】
今シーズン、スーレ、カイオと共にフロジノーネへローン移籍したバレネチェア。
ユベントスとしてはプレータイムを確保すべく考えだったと思いますが、恐らくはその期待以上の効果が現れており、セリエAでは累積による出場停止を除く24試合に出場(スタメンは22回)。
フロジノーネにおいて、欠かすことの出来ない選手となっております。
そのバレネチェアのフロジノーネ移籍についてはドライローンになり、今シーズン終了後にユベントスに戻ることが前提となりますが、この活躍により価値が高まったことで、他選手との交渉の一部に組み込まれる可能性が浮上。
最近ではロベッラが今シーズン開幕前にラツィオへ完全移籍となったことで、ファンの間では物議を醸し出しましたが、アンダー世代の育成に力を入れているからこその動きかもしれません。まぁ、しゃーないかもしれませんな。
ぶっちゃけ、バレネチェアがユベントスに戻ったとしてもレギュラーを確保できる保証はありませんし、クラブが今のチームにとってグトムンドソンやファーガソン、カラフィオーリの方がプラスになるとの考えを持ったとしてもそれを否定することはできません。
バレネチェアの髪型がイジリー岡田っぽいことで編集長としても「月ユベでの準レギュラーくらいには持って行けるのではないか」と期待を寄せていましたが、ある程度の覚悟をしながら、今後の動向に注目したいと思います。