カリアリ戦でセリエA初ゴールを記録のフイセン「モウリーニョが去った時は少し難しい時間もあった。しかし今はデ・ロッシと良好な関係を築いている」



 

 

 

 

【JuveFC.com】

ユベントスからローマへ貸し出されているディーン・フイセンがセリエAで初ゴールを挙げた後、自身のローマでの経験についてコメントしました。

18歳のフイセンは、セカンドハーフ早々にディエゴ・ジョレンテの代わりとしてピッチに入り、カリアリに4-0で勝利する中でジャロロッシの4点目を挙げました。

このゴールはローマでの初ゴールであり、そしてイタリアのトップリーグでの初ゴールでもあります。

これは、フイセンにとって厳しい1週間の後にタイムリーなブーストとなるでしょう。その1週間の間には、彼がヨーロッパリーグのメンバーから外されたことがありました。

フイセンは、ジョゼ・モウリーニョが彼を大変評価していたため、ローマにドライローンで加入しました。しかし、彼がローマに加入した直後にモウリーニョが解任され、ダニエレ・デ・ロッシが新監督に就任しました。

そのため、ハイセンは最近のテクニカルスタッフの変更が特に彼にとって厳しいものだったと認めた後、新しく任命された監督の指導の下で今は足場を固めていると述べています。

「ゴールはとても嬉しいです。ローマは最初から私を温かく迎え入れてくれましたし、ここでとても快適に過ごしています」と、フイセンは自身の試合後のDAZNのインタビューで語りました。

「スタジアムはとても美しく、6万人の前でプレーするのはいつも興奮します。

モウリーニョが去ったときは少し難しかったです。なぜなら、彼が私をここに連れて来てくれた人物だったからです。しかし、デ・ロッシとの関係は良好であり、彼は私を助けてくれます。」

フイセンは、3人のディフェンスまたは4人のバックラインでプレーできると宣言し、また、トリノで素晴らしい影響を与えている友人のケナン・イルディスについても語っています。

「私はただプレーすることを望んでおり、3バックでも4バックでも、どちらのシステムでも対応することが出来ます。

イタリア・ダービーをテレビで見ました。それは良い試合でした。ケナンがユベントスの一員としてピッチに立つ姿を目にして幸せに感じています。なぜなら、私たちは良い友人だからです。」

 

(JuveFC.comここまで)


 

 

【編集長ミツひと言】

 

 

冬のマーケットでローマにローン移籍したフイセン。

「モウリーニョがフイセン獲得を望んでいる」と言われた中での移籍だったものの、加入後すぐにモウリーニョが解任。

後任として監督の座に就いたデ・ロッシがフイセンをどう起用するか注目していた中、残念ながらヨーロッパ・リーグの登録メンバーから外れることが発表。

その報道を目にして、少しばかりの不安を覚えているユベンティーニもいるかもしれません。

そして編集長もその中の1人ではあったのですが、フイセンのインタビューを目にすると大きな心配を寄せる必要はないかもしれず。

フイセンも不満があればこのタイミングで口にしているでしょうし、そもそもまだ18歳の小僧 of 小僧であることを選手自身も認識しているでしょうから、そこまで(ヨーロッパリーグの登録メンバー入り)までは要求していない可能性もあり。

そしてローマではすでに6試合に出場しているので、移籍当初の「経験を積ませる」という目的は実行されており、全体的に満足感は高いかもしれません。

何にしても契約はドライローンで来シーズンは戻ることは確実ですが、ユベントスはジャロを獲得して「センターバックのポジション争いも熾烈を極めそうじゃろ」な状況。

その中に割って入るためにもローマで1分でも長く出場して、少しでもイチモツの周りをジャングるって帰って来ることに期待します。