【ユベ議室記事無料公開】ライバルはベルナルデスキ



月に1~2回ほどユベ議室の記事を月ユベでもアップさせて頂いておりますが、今日は初の公開となります。そして取り上げるお題は「ベルナルデスキ」。昨日行われた代表戦ではゴールを挙げたものの、ユベントスでは昨シーズンに引き続き苦戦を強いられているイタリア代表アタッカーは、今後どの場所でどのように生きていくべきなのか。月ユベとはまた異なったテイストの記事になりますが、ぜひお楽しみ頂ければ幸いです。

 


ライバルはベルナルデスキ

ロバートの秋山が熟女を指して「ビンテージガール」と呼んでいたのを耳にして、刺青をタトゥーと呼ぶのと同じくらい世間のイメージが変わる事に気づいた、編集長ミツです。
#秋山先生と呼ばせて下さい
#石田ゆり子は51歳ですがビンテージガールに入るのでしょうか?

 

さて。
今日は議室でもお馴染みの「やまさん」からのリクエストお題でベルナルデスキについて書かせて頂きます。期待も不安もそして不満も、ぜひ口にするキッカケになれば幸いです。
#辛辣なのはナシね

 

昨シーズン、ファンから多くの批判を浴びたベルナルデスキですが、何だかんだ言われながらも38試合に出場し、更にその中の23試合でスタメンに名を連ね、サッリユベントスにおいては重要なパートを任されていた事は間違いありません。「記録」と言う部分に関して言えば『2ゴール、3アシスト』とアタッカンテの選手としては物足りないのは事実なのですが、しかし昨シーズンの「攻撃時4-3-3、守備時4-4-2可変式システム」におけるやや無理のある可変の部分を一手に引き受け、「あれだけ長い距離を走らされたら、ゴール前に顔を出すころにはヘロヘロだろうな」とボクは少し同情も寄せていました。

 

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💡ライバルはベルナルデスキ
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批判を浴びると言う事は期待があると言う事で、ではその「期待値」はどこかというと、ボクは「2018-19シーズン、CLアトレティコ戦2ndレグのベルナルデスキ」だと思っています。いま振り返ればユベントス加入後3シーズンの中でベルナルデスキが最も輝いた試合であり、そして残念ながらその次に輝いた試合は思い出せません。
#古巣相手にブチ込んだフリーキックは凄かったけど

例えば同じ試合でロナウドがハットトリックをブチかましたのは、ユベンティーニの中でずっと語り継がれるでしょうが、しかしロナウドはそれ以外の多くの試合でも圧倒的な存在感を示している事から、決して「アトレティコ戦のロナウド」と「いまのロナウド」を比較される事はありません。しかし、残念ながらベルナルデスキについてはそれ以外ではファンの脳裏に焼き付くような活躍は残せておらず、しかしそれだけにファンの中では「ベルナルデスキはやれば出来る子」と言う印象が残り、結果として必要以上にハードルが高まってしまっているのではないかとボクは考えています。
#分かりづらいけどそう言う事です

 

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💡今シーズン
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9試合を終えたばかりであり、‘’今シーズンの‘’ベルナルデスキを評価するにはまだ早いと感じているのですが、ところがどっこいファンの多くは昨シーズンのベルナルデスキ像を思いっきり引きずっており、早くも辛辣な声が届いています。
#ところがどっこい

今シーズンは開幕前に怪我を負って出遅れたベルナルデスキですが、現時点では5試合に出場しており、その中でのスタメンはわずかに「1」。出場時間も合計2時間にも達しておらず、上記の通り「評価するにはまだ早い」とは思うのですが、しかし昨シーズンのサッリの下で課された役割と今シーズンのそれは圧倒的に異なっており、シーズン中盤までにある程度の結果(ゴールとかじゃなくて貢献度ね)を出さなければ、ピルロのキャラクターを鑑みると「冬のマーケットで放出」となったとしてもおかしくはないと考えています。

 

 

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💡どこで使うよ
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恐らく起用方法としては3つになると思います。

 

①左ウィングバック
これが本命中の本命で、逆に「ここがベルナの生きる道(Puffy風に)」だと言っても過言ではないでしょう。もはやフィオレンティーナ時代のファンタジックなプレースタイルは鳴りを潜め、フィジカルゴリゴリ系🦍に変化を遂げたベルナにとって、むしろ「最適なポジション」とも言えます。昨シーズン見せたような献身的な上下運動を繰り返し、そして攻撃においてはツートップに点を取らせる中継役に徹する事ができれば、自ずと今シーズンのチームでの立ち位置を固める事が出来るのはないかと考えます。

 

②トップ下
ここは「意外」と思われる方もいると思いますが、実は現時点で一番層が薄いのはトップ下であり、確立されていないのもトップ下です。ラムジーがレギュラー扱いとなっていますが、しかしラムジーが怪我がちなのはファンにとっては周知の通りであり、そしてそれは間違いなくピルロも感じているはずです。
#そりゃ数字を見れば分かるだろうに

そこでクルゼフスキのトップ下起用などの噂も挙がっていますが、しかしまだそれも未知数であり、更に言うならばクルゼフスキは「攻撃的な選手」であります。何を考えているか分からないピルロですが、もし「ガッチガチの守備から入ろう」と考える試合があれば、トップ下にベルナルデスキの名前が挙がる可能性はゼロではありませんし、現実的には試合終盤の守備固めでの起用はあり得ると思います。
確かにシーズン開幕直後に「ベルナルデスキはワイドの選手」とピルロは発言していましたが、この監督は前言撤回を簡単にできるメンタルを持ち合わせているはずです(笑)

 

③スリーバックの一角
これは少々ミラクルに近いですが、実は議室メンバーの方から「一層のこと、ここで」と言う意見も挙がっており、現在のベルナルデスキを鑑みるならば、「一層のことスリーバックで」と言う考えも無きにしもあらずかな、なんて思い書かせて頂きました。
例えばひと昔前、守備にはいったん目を瞑る事でサイドバックとしてザンブロッタが開花したように、ベルナルデスキの強み(フィジカルとゲームメイクに加わる事の出来るスキル)を前面に出す事で、新たなベルナルデスキが見つかる可能性は否定できません。

 

 

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📌まとめ
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今回の記事の途中でも書いた通り、ピルロがファン同様に「昨シーズンからのイメージ」を引きずっているのであれば、このままワンポイント起用が続くかもしれず、そしてそのわずかな時間で結果を残せなければ冬のマーケットでの放出もあり得ると思います。しかし、フラボッタの開幕スタメン起用に代表されるように、ピルロは一定のチャンスを選手に与えるとボクは考えており、そしてそれは「左ウィングバック」に限定されるものでもないと思っています。

まずはベルナルデスキを諦めるべきなのか。そして諦めないのであれば「どこでどのように起用すべきか」と言った意見も頂けると、やまさんも嬉しいのではないかと思います。
#忘れ頃にやまさんからのリクエストお題だった事を前面に出す
#それはすなわち「やまさん全レスよろぴこ」のメッセージ

 

今日は5年振りに歯医者に行ってくるので今から緊張していますが、頑張ってラツィオ戦までにはメンタルも復活させたいと思います。みなさんも良い日曜日をお迎え下さい😎

 

※同じお題をJuveTubeでも取り上げています。

 


上記のような記事を中心に、ユベ議室では様々なお題を取りあげており、メンバーでワイワイと楽しく意見の交換も行っております。ぜひ興味があれば覗いてみて下さい😊