【執筆チーム合同企画】ノバーラ戦で見えた「期待」と「不安」

衝撃のピルロデビューとなったノバーラとの一戦。この試合は月ユベ執筆チームにどう映ったのか。四人それぞれ、違った切り口からの感想をお楽しみ下さい。

 

▶選手の愛称説明→(選手名鑑)(簡易版



 

タカオ店長

攻撃は迫力十分

非常にポジティブな気持ちにさせてくれたピルロユーベ緒戦。なにより前任と違い「早くもチームを掌握しているな」という雰囲気を、画面越しにも感じさせてくれたのが一番の収穫だと思う。

期待点は攻撃面。攻撃時の3-2-5という配置、両WBが大きく張り出し幅を取ることでディフェンスの距離を広げ、空いたスペースにスリートップが飛び込んでいく攻撃は迫力十分。何よりも就任一ヶ月足らずでチームに共通理解を植え付けた手腕に驚いたし、このオフェンスはトップレベルでも通用すると思わせてくれた。

「不安」というより未知数な点はディフェンス。ネガティブトランジション時は4-4-2に変化するが、被カウンター時にスリーバックが相手オフェンスと追い駆けっこになる場面が多く見られた。3部チーム相手にもこれだけ狙われると、「トップレベルでは必ずやられるな」という不安を覚えた。また、未知な部分はセットされた状態の4-4-2でのディフェンス。さすがにこのテストマッチでは試される場面が皆無だったので、果たしてトップレベルで通用するレベルのディフェンスなのかは、少なくともこの試合では判断が出来ない。

もう一点不安があるとすれば『スアレス』。敢えてこういう言い方をするが、今のスアレスを連れて来たとしてこのチームにハマるのかどうか…。コストパフォーマンスを考えると、このスカッドにスアレスを連れてこようとしているフロント陣が不安要素と思う。

 

 

kassi

不安要素を探すのは難しい

<3CBのビルドアップの安定感>
ボヌッチ 、キエッリーニは慣れしたしんだ3CBで安定のパフォーマンスは理解出来るが、CBに入ったダニーロが組立てで非常に効いていたのが印象的だった。パス出しの安定感や攻め上がりのタイミングが絶妙で、このポジションでの起用はアリかと思う。

<新加入選手の躍動>
クルゼフスキ、マッケニー、そしてアルトゥールと新加入の選手が躍動した。特に初めてマッケニーのプレーを目にしたが、レパートリーの多さには驚かされた。

<3rdユニフォーム>
酷評された3rdユニフォームだが、選手が実際に着用してるのを目にすると非常に格好良く映った。個人的にはショーツとソックスは黒を使って欲しいと思う。

<不安要素>
5-0で勝利した試合で不安要素を探すのは難しい。強いて挙げるならば「ピルロユヴェントス」に対する過剰とも言える期待感。プレシーズンマッチはあくまでプレシーズンマッチ。この1試合の内容、結果ともに参考記録ぐらいに留めるべきのように思う。19-20、プレシーズンマッチで躍動したラビオが実際にフィットしたのは中盤以降、という事実は心に留めるべきではないだろうか。

 

 

nayumo

ポイントは前線3枚の流動性

ピルロが監督に就任して約1ヶ月、コロナの影響で開幕まで時間がなく、更にはネーションズリーグで欧州組が抜けた事もあり、「十分な準備期間がある」とはとても言えない中で迎えた初戦。しかし、ネガティブな所を探すのが難しいほど素晴らしいできだったと思う。

各選手の適材適所、前線3枚の流動性と新加入選手(レンタルバック選手含め)達の躍動、相手が3部だったとしても十分すぎるほどの出来だろう。特にダニーロのRCBとペッレグリーニのLWBがビックリするほどハマっていたと思っている。

そして前線3枚の流動性だ。基本的にはロナウドがトップ下のような位置に入り、ラムジーとクルゼフスキーが高めのポジショニングを取っていた印象があるが、3人とも味方の位置やタイミングを計りスペースで受ける姿勢を見せた事により、ラビオとマッケニーが縦パスをいれやすかった印象だ。そしてここにディバラが加わる。9番タイプの選手が必要なのか、もう一度考え直す必要があると思う。

唯一のネガティブな点は何人かの選手を放出しなければいけないという点だ。昨日プレーした選手が22人+負傷離脱中が3人+第3GKのピンソーリオ+どうなるかわからないケディラ。締めて27人。この中から少なくとも2人、多ければ4人を放出しなければならない。

僕がパラーティチに抱いてる印象は、「獲得は得意だけど、放出苦手だよね」ということだ。

ここからのメルカートは獲得よりも放出優先で動いてほしい。少なくとも昨シーズンのような、不満分子を2人も産み出してしまうことだけは避けて欲しいと願う。

 

 

編集長ミツ

米米CLUB

ノバーラ戦を見た上での期待は『スリーバック』で、不安も『スリーバック』。

『期待』については、スリーバックを任された両ワイドが高い位置を取る事により、ウィングバックのフォローだけではなく、ビルドアップにも加わる事で攻撃に厚みを持たせる事が出来た。まだまだ完成度が高いとは言えず、無駄に位置取りが高過ぎたり、逆にボールサイドにいながらも歩いていて関与しなかったシーンもあったが、『全員で攻撃する姿勢』は垣間見る事が出来た。また、スリーバックの中央を任されたボヌッチは、特に左ワイドに向けて得意のロングフィードを供給しており、まさに「攻撃の起点」となったと言えるだろう。昨シーズンのアタランタにはまだ及ばないが、スリーバックが積極的に攻撃に加わる事により中盤の選手がゴールに近い所で押し出され、チャンスも増えるのではないかと考える。

『不安』についてもスリーバック。ポイントとなるのは中盤、特にツーボランチと両ワイドとのバランスの取り方で、サッカーの基本とも言える『攻撃をしている時に守備の準備をしておく』と言う事に関して連携が取れておらず、相手の枚数とユーベ守備陣の枚数が同数(3対3)と言うシーンも幾度か目にする事になった。この辺りは連携とあとは約束事になると思うが、試合を見ても分かる通りショートカウンターを食らった際には一気に大ピンチに直結する恐れがある事から、『まずは守備時のバランス』を意識して試合に入って欲しいと願う(特に開幕直後は)。

とは言え、ここ数シーズンには見る事の出来なかったファンタスティックなプレーやコンビネーションも披露され、頭の中には若き日に耳にした『浪漫飛行』が流れてくる程だった。

 

 

まとめ

これでもう開幕を迎える訳ですが、いったい4バックなのか3バックなのか。そして新しい背番号9は到着するのかしないのか。まだまだ興味が尽きませんが、新生ピルロユベントスがどのような戦い方を見せるのか、そしてどれだけ戦う姿勢を見せてくれるのか、期待は高まるばかりです。

今回も下段のコメント欄を開放しておりますので、ぜひ皆さんの開幕に向けての期待・不安などをお寄せ頂けると嬉しいです。

 



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