【注目すべきは負けた事ではない、ロナウドだ!】2019-20シーズン第31節 vs ミラン戦 マッチレビュー
ミラン 2-4 ユベントス
[meikan]
ちょっと大事な事なので、試合内容を振り返る前に先に触れさせて頂きますと、この試合では「俺たちの中井貴一」ことキーちゃんが、チョンマゲ姿ではなくこんな髪型で登場されました。
大幅なイメチェンと言うよりは『チョンマゲを解いて少し均した程度』だと思うので、世間的には大きな反響はなかったのですが、やはり月ユベとしては触れない訳には行きませんし、「キーちゃんが誰を意識しているか」にも言及しなくてはなりません。
う~ん
ううう~~~ん
すぐにピタっとハマるキャラクターも思い浮かばずに頭を悩ませます。
「もしかしたらキーちゃんもノーイメージで髪型変更したのかな…」
って思っていたらーーー
゜∀゜!!
イターーー!!!
はいはいはい、あの人ねーーー
いやー、キーちゃんと言えばMr.ストイックであり、食生活にも最大限の気を配っていると聞いていたのですが、まさかのまさか、あの人の事をリスペクトしていたとは驚きですね…
えぇ、あの人ですね…
小池さんⓒ藤子不二雄
いやー、キーちゃんそこかよー
って感じですが、まぁキーちゃんと言えども人間だものⓒ相田みつをですから、そりゃラーメンも食べるだろうし小池さんに憧れる事もあるでしょう。
りょーかい。その想いを汲んで、今日だけはキーちゃんの事を「小池さん」と表記させて頂こうと思います。
確かにラーメン食べそうな顔してますね
つーーーことで、現実逃避する為にも長い長い助走を取らせて頂きましたが、どんなに助走を取った所で結果は変わらない訳で、カルチョ再開後は好調をキープする手越ミランとの一戦は2対4で逆転負けを喫する事になりました。
これは強がりではなく前半を見ていた時点で「手越ミラン強し(韻を踏みました)」ってイメージはあったものの、後半の早い段階でラビ彦のミドル、小池の追加点で勝負あったかと思ったものの、やはり流れを変えたのはイブラヒモビッチのPK。
PKを取られたポヌッチの「右肘左肘交互に見て」のプレーは一旦棚に置いたとしても、15本連続でPKを決めているイブラヒモビッチの安定感は抜群と言えますし、イブラヒモビッチが決めたからこそミランに勢いが付いたとも感じました。ぶっちゃけ小池の35歳も凄いけど、イブラの38歳はもはや超越してると表現できるレベルなので、「UEFAさーん、ここに年齢詐称している選手がいますよー」って通報したい位です(たぶんそうなったらオジーロもパクられるだろうけど)。
ポヌッチが見せた「右肘左肘交互に見て」がきっかけとなり(先ほどは一旦棚に置いたのでここで戻しました)ユベントス守備陣が一気に崩れて4失点を喫する訳ですが、まーあの流れで同点までに食い止められないと、本当の意味で「強いチーム」とは言えないでしょうね。
真面目な話なんですが、2シーズン前のCLレアルマドリー2ndレグ。アウェイながら3点差を追いついたユベントスについて、あの流れの中で4点目を取りに行けなかったのは「ユベントスの弱さ」と表現した方もいましたが(確かにそうなんだけど)、逆に「マドリーが4点目は取らせなかった」とも言える訳で、今日の試合でも実況の倉敷さんも言っていた通り、選手交代なんかで流れを戻さないまでも一回食い止める事は出来たんじゃないかな、って思います。それこそ嫌らしいやり方かもしれませんが、「選手がファールを受けた時に意図的に長い時間倒れて、流れている空気を一回止める」なんてやり方もありっちゃーありだと編集長は思っていますし、更に言うならば「ポヌッチよ、こう言う時こそ転がってくれや」って事でもあります。
そんで少しだけ細部を詰めますと、具体的に歪が出たのはセンターバックとセンターフォワードで、まさにキュンとフトシが累積警告で抜けた場所。
センターバックはポヌッチと揉太郎のカバーリングタイプがコンビを組むことにより、明らかに前へのアタックが不足していましたし、2点目の同点にされたシーンでは揉太郎がイブラヒモビッチにプレスを掛け切れず(エリア内って事もあったけど)、そして逆転弾に繋がったシーンでもひとつ前のプレーで揉太郎がイエロー覚悟で潰せていれば防げていたはずです。
そしてここ何試合もキュンの上下ピストンにより(QGを意識して「上下‘’運動‘’」ではなく「上下‘’ピストン‘’」と表現させて頂きました)リズムを作っていたユベントス攻撃陣でしたが、やはり復帰明けという事もありポルちゃんの動きは重く、なかなか中盤から前線に掛けてスムーズにボールは繋がらず。それでも前半はイチさんを中心に幾度か良い流れもあったものの、後半になると疲労からか全体の運動量も落ちて来て攻撃が単発になるシーンも散見。最後は前掛になった事もありミランのショートカウンターの餌食になっていましたが、やはり試合を通じてキュン不在が大きく響いたと感じています。
しかし、そんな中でもラビ彦のゴールを忘れてはなりません。
昨シーズンのほとんどをプレーしていない事からコンディション調整に苦しみ、周囲からも「期待外れ」「マザコン」「編集長の方がイケメンだから調子に乗ると松ちゃん先輩送り込むぞ」と言われていたフランス人ミッドフィルダーですが、シーズン終盤戦を迎えるにあたり、遂に‘’ユベントスの一員‘’として貢献してくれそうな感じがしてきました。とにかく今日の試合ではゴールのみならずひとつひとつのプレーも効果的であり、そしていつも通り正確だったので、今後の活躍に大きな期待を寄せたい所です。
試合は負けちゃいましたが、これもカルチョでありこれがユベントス。そしてたかだか1敗で下を向いているようであればタイトルは獲れませんし、この過密日程の中でそんな時間もありません(ただしポヌッチだけは24時間下を向いて反省するように)。
そしてそれは我々サポーターも同じ事。確かに眠い目をこすって朝4時30分に起きたにも関わらず、こんな大逆転劇を喰らうとなるとストレスも溜まるかもしれませんが、それでもまだ2位ラツィオとの勝ち点差は7あり、首位にいるのは我々ユベントスです。今一度地に足をつけて、早速次節アタランタ戦に向けて気持ちを切り替えて行きましょう!(ただしポヌッチだけは更に12時間を掛けて、今日見せた自分の軽いプレーと向き合うように)
ただ一つ心残りがあるとすれば、「無観客試合になった為に、ミラニスタからポヌッチに向けての大ブーイングを耳にする事が出来なかった事」ですが、これは来シーズンのお楽しみに取っておきます。
って事で、あーだ、こーだ言っている暇はないよ!
手越に負けじとポジポジで行くぜーーー!
Forza Juve!
【ユベ議室ではちょい真面目にミラン戦について書いてます😎】
7/8のユベ議室のお題は「(第31節)ミラン 4-2 ユベントス振り返り」
こっちでは結構真面目に振り返りを書いているので、興味のある方や建設的な意見を出したい方は、ぜひ覗いてみて下さーい😎https://t.co/HbYU1Gf1dZ pic.twitter.com/34Jq18wWCM
— 編集長ミツ【月刊ユベントス公式】 (@system442) July 8, 2020