ユベントス、ヌーノ・タヴァレス獲得を検討 トゥドル体制強化へ適正人材をリストアップ


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今夏の移籍市場に向けて動きを本格化させるユベントスが、ラツィオ所属のヌーノ・タヴァレスに関心を示している。ビアンコネーリは現在、複数の補強候補を追跡しており、ポルトガル人DFもそのリストに含まれていると伝えられている。

クラブはイゴール・トゥドルを来季も指揮官として続投させる見通しであり、それに伴うスカッド再編が避けられない状況だ。クロアチア人監督はウイングバックを用いるシステムを志向しており、今季はウェストン・マッケニーやティモシー・ウェアといった非専門の選手をサイドに起用するケースも目立った。

現行スカッドは、元々チアゴ・モッタに合わせて構築されていたものであり、トゥドルの戦術的要求に合致する選手が十分に揃っているとは言い難い。そのため、クラブとしても指揮官を後押しする形で、今夏は適性を重視した補強に動く方針と見られている。

 

ラツィオから売却の可能性も

タヴァレスは今季ラツィオへレンタル移籍し、印象的なパフォーマンスを披露。ラツィオはすでにアーセナルとの契約にあった買い取りオプションを行使しており、完全移籍が成立している。

しかし、これはラツィオ残留を意味するものではないようだ。『Tuttomercatoweb』によれば、クラブは1100万ユーロ程度のオファーであれば売却に応じる構えを見せており、ユベントスも状況を注視しているという。

 

左ウイングバックの適任者

ユベントスは現在、左ウイングバックの適材に乏しく、タヴァレスのように攻守両面で貢献できる選手は貴重な存在だ。トゥドルの戦術において重要な役割を担うポジションであり、単なるバックアップ要員ではなく、チームの戦術適応を促すキープレーヤーとなり得る。

もしユベントスが獲得に踏み切れば、それはトゥドル体制を本格的に軌道に乗せるための戦略的な一手となる可能性がある。クラブが新たな哲学に舵を切る中で、タヴァレスのような“戦術適合型”の補強は、今後の移籍市場における象徴的な動きとなりそうだ。

(引用元:JuveFC.com)

 

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