[a8_5]
Goal ltalia
ユベントス、ベンフィカに敗戦もプレーオフ進出決定 モッタ体制で新たな失墜
ユベントスがチャンピオンズリーグのグループステージ最終戦でベンフィカに0-2で敗れた。これで公式戦2連敗となり、チームの脆さが改めて露呈する形となった。プレーオフ進出は決まったものの、今のユベントスにとってそれは十分な成果と言えるのか。
崩壊の前半、響き渡るブーイング
前半45分は今季のユベントスを象徴するような展開だった。立て続けの負傷者、層の薄さが招いた無理な起用、スタジアムの不満、機能しない采配、そしてチームのミスの連鎖。ティアゴ・モッタは選手たちを鼓舞しようとするも、無力感が漂うばかりだった。
前半16分、カルルが負傷交代し、守備陣が動揺。その隙を突いたパヴリディスがユベントスの守備の穴を突いて先制ゴール。スタジアムは怒りに包まれ、ハーフタイムには激しいブーイングが響き渡った。
後半の反撃も不発、コクチュがとどめの一撃
後半に入るとユベントスはやや持ち直し、57分にはユルディスがゴールを脅かす場面を作る。しかし、65分のヴラホヴィッチのフリーキックは枠を大きく外れ、攻撃陣の低調ぶりを象徴するシーンとなった。
74分にはドウグラス・ルイスが決定機を迎えるも、トルビンの好セーブに阻まれる。そして80分、コクチュがミドルシュートを決め、勝負あり。スタジアムは再び怒号に包まれた。