【マッチレポート】ユベントス、パルマに追いつくもホームで手痛い2-2のドロー


編集長ミツひと言

インテル戦は、アウェイながらも良い形で追いつきドローに持ち込んだユベントス。それだけに、ホームで迎えるパルマ戦は勝ち点3を手にするだけではなく、一方的な試合内容で相手をチンチンにして、シーズン中盤に向けてブーストをかけたい所でしたが、逆に試合はパルマに先行されてそれをユベントスが追う展開に。むしろ、試合終盤には何度かパルマに決定的なチャンスを与えてしまい、パルマをチンチンにするどころか、ユベントスがタマタマになってもおかしくないシーンが続きましたが、ゴリオのスーパーセーブもあり何とか勝ち点1を手にする事に。財津一郎がユベンティーノだったら、「厳しいーーー!」と、右手を左耳に当てていたに違いありません。

インテル戦に続いて複数失点を喫した守備陣について、ラガー不在の影響は思っていた以上に大きく、それによりチャンスを得たオジーロにしても、43歳という年齢、更にはアフキャバへの想いが必要以上に肩に力を入れる事になり、なかなか昨シーズンまでのような好パフォーマンスを披露できず。

また、久しぶりにスタメンに復帰したガッツさんも、ディフェンスラインを統率することができずに、後手後手に回るシーンも多数あり。時折、「気まぐれオーバーラップ」を披露したものの、期待された「気まぐれタイガーショット」をゴリオ目掛けてかますには至らず。

何にしても守備の不安定さが試合展開にも大きく影響を及ぼし、グダグダなままに90分間が終了して2-2のドロー。見ていたファンも怒りというよりは、溜息が出るような試合内容となりました。

まぁ、守備の要だったラガーがいないので、しゃーない、っちゃーしゃーない。編集長的には、とりあえず1月の移籍市場再開でセンターバックを獲得するまでは負けないこと(失点しないこと)を優先して、8-1-1の逆ファイヤーシステムで凌ぐことをオススメします。

ちなみに最前線の1はすばしっこいチョロでも、決定力のあるキンタでも、テクニカルなイクラチャンでも誰でもいいんですが、「中盤の1はオジーロ」、これだけは譲れません。「オジーロでチャンチャン」、これがユベントスのルールなので。なんのルールかは知らんけど。