
TURIN, ITALY – NOVEMBER 29: Dusan Vlahovic of Juventus FC injured during the Serie A match between Juventus FC and Cagliari Calcio at Allianz Stadium on November 29, 2025 in Turin, Italy. (Photo by Alberto Gandolfo/BSR Agency/Getty Images)

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ヴラホヴィッチ離脱で攻撃陣に深刻な痛手
ユベントスは11月末のカリアリ戦で手にした2-1の勝利と引き換えに、決定的な戦力を失った。エースのドゥシャン・ヴラホヴィッチが左内転筋の腱を損傷し手術に踏み切ったことで、復帰まで14週間と見込まれている。早くても戻りは3月。クラブが7位と低迷するなかでこの離脱は致命的だ。
ルチアーノ・スパレッティの下でようやくリズムを掴みつつあった25歳のストライカーは、直近10試合中9試合で先発。攻撃の軸を完全に担っていた存在だけに、戦術面での打撃は計り知れない。ナポリに1-2で敗れた先週末の試合は、攻め切れず守り切れない現在の問題を浮き彫りにした。
オペンダとデイヴィッド、頼り切れない“二枚看板”
ユベントスは長年、テベス、モラタ、イグアイン、ディバラ、ロナウド、そしてヴラホヴィッチといった“主砲”を軸に攻撃を組み立ててきた。だが今季はその哲学の転換を試み、複数の選手に得点を分散させる構想を選んだ。
しかし現実は厳しい。夏に加入したロイス・オペンダとジョナサン・デイヴィッドの2人が、合わせてわずか3得点。いずれも期待値を大きく下回っている。
RBライプツィヒから4400万ユーロで加入したオペンダはスピードこそ脅威だが、得点力に安定感がない。ボデ/グリムト戦でようやくユベントスでの初得点を挙げるまで、1000分以上ゴールから遠ざかっていた。深いブロックを敷くセリエAの守備を前にすると、動き出しも判断も精彩を欠く。
一方、リールから加入したデイヴィッドは、リーグ・アンで証明した得点実績を携えてやって来たが、セリエAの環境では苦戦が続く。8月のデビュー戦で決めて以降ゴールはなし。低い位置に落ちて起点になるスタイルが、ユベントスの“罠”になっている。彼が下がれば、ペナルティエリア内は空洞となり、決定機に結びつかない。
スパレッティはデイヴィッドとケナン・ユルディズを併用した4-2-3-1や、ユルディズを偽9番に据える案など試行錯誤する可能性がある。それでも得点力不足という核心は解決しないままだ。


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