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JuventusNews24
ユベントスが夏の移籍市場で関心を寄せていたターゲットのひとりが、ニューカッスル所属のサンドロ・トナーリだった。中盤の補強候補としてリストアップされ、具体的な動きも検討されていたが、実際の交渉に発展することはなかった。
ジャーナリストのマッテオ・モレットによれば、前スポーツディレクターのクリスティアーノ・ジュントリは市場が開く前の段階からトナーリに注目。獲得の可能性を探るため、水面下でさまざまなシナリオを模索していたという。ただし、ニューカッスルは2000年生まれのイタリア人MFを中核と見なし、放出は不可能との姿勢を崩さなかった。トナーリ自身もプレミアリーグと現所属への強い忠誠心を示し、イングランドでの挑戦を優先する意思を固めていた。
ユベントス側にとっても事情は複雑だった。現在クラブを主導するコモッリ体制のもと、限られた資金を優先補強ポイントに集中させる方針が採られ、トナーリへの本格的なオファーは見送られることになった。ジュントリは明確に「イタリアへ呼び戻す」という青写真を描いていたが、条件が整わず構想は実現しなかった。
今回のケースは正式な交渉に至らなかったものの、ユベントスが依然として国際的なハイレベルのタレントを視野に入れていることを示す一例といえる。トナーリはその象徴的な存在であり、同時に市場戦略における優先順位の難しさを浮き彫りにする事案となった。


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