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昨夏、ユベントスはチームの再編に踏み切り、多くの選手を放出した。ティアゴ・モッタが自身のビジョンに沿ったチーム作りを進める中、クラブ首脳陣もその決断を全面的にサポート。戦術的なフィロソフィーに合致する選手を優先する方針のもと、将来的に貴重な戦力となり得た若手有望株がチームを離れる結果となった。
モッタの再建と才能流出の代償
若手の育成に積極的なことで知られるモッタは、今季サミュエル・エンバングラやニコロ・サヴォーノをトップチームに抜擢。フレッシュなエネルギーを注ぎ込む意図が見て取れた。しかしながら、シーズンを通して期待された結果には届かず、改革の道半ばで課題も浮き彫りとなった。
クラブはモッタのスタイルを優先するため、複数の若手を放出。その中でもディーン・フイセンとマティアス・スーレの売却は大きな決断だった。スーレは現在ローマでプレーしており、新天地での役割に適応しながら浮き沈みのあるシーズンを送っている。
フイセン放出に残る後悔
中でもフイセンの放出は、クラブ内部でも特に後悔の声が上がっていると『Tuttojuve』は報じている。ボーンマスでの1年目となった今季、フイセンはプレミアリーグで印象的なパフォーマンスを披露し、かつてユースで見せた才能を改めて証明。その結果、レアル・マドリードからの関心を集め、移籍が目前に迫っている。(その後、レアル・マドリーから正式に獲得が発表)
ユベントスは彼を1500万ユーロで売却しており、今回のレアル移籍に伴い、追加で450万ユーロの利益を得る見込みだ。しかし、金銭的な見返りよりも、「将来的な主力になり得た人材を早々に手放した」という判断ミスへの後悔の方が大きい。
フイセンのような選手を手放したことは、ユベントスの再建路線における大きな痛手となり得る。再び欧州の頂点を目指すには、こうした才能の見極めと処遇が一層重要になってくるだろう。


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