ユルディズが新たな象徴に 変わるユベントス攻撃陣の序列とマーケットの行方


(画像:GettyImages)

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クラブワールドカップという特殊な大会を経て、ユベントスの攻撃陣の序列が鮮明になってきた。アルアインやウィダードには順当に勝利した一方で、マンチェスター・シティには大敗。短期間にレベル差のある相手と戦うこの舞台は、選手たちにとってイゴール・トゥドール監督の信頼を勝ち取る場であり、同時に来季の構想に影響を与えるアピールチャンスでもあった。

アメリカでの3試合で得た評価は、ポジティブなものもあればネガティブなものもあり、今後の補強方針に直結しそうだ。

ユルディズ、チームの中心に

今回の大会で最も輝きを放ったのがケナン・ユルディズだ。3ゴール(ほぼ4ゴールに迫る活躍)を記録し、得点ランキングのトップ争いに名を連ねた。シティ戦でも途中出場から見事なアシストを決め、改めて存在感を示した。

2005年生まれのアタッカーは完全にユベントスの顔となりつつあり、ワールドカップ終了後には年俸を倍増させる大型契約を提示する見通し。トゥドール体制の中心はユルディズであり、その上に「ユルディズ+10人」という形でチームを構築していくことになる。

コロ・ムアニとヴラホヴィッチ、序列に決着

ここ数カ月、コロ・ムアニとヴラホヴィッチはスタメンの座を争ってきた。前任のモッタ体制ではコロ・ムアニがレギュラーを奪取したが、トゥドール就任後はヴラホヴィッチが評価を取り戻し逆転。しかし度重なる負傷離脱により再びコロ・ムアニにチャンスが訪れ、そのままポジションを確立した。

クラブワールドカップでの活躍で、その立場は確定的に。シティ戦で温存されたものの、レアル・マドリードとの決戦では先発復帰が確実視される。クラブはPSGと引き続き交渉を進めており、完全移籍の可能性を探る一方で、ヴラホヴィッチについては売却を急ぎたい意向だ。

ニコ・ゴンサレス失速、コンセイソンは評価上昇

もう一つ見逃せないのはサイドアタッカーの評価変動だ。ニコ・ゴンサレスはシティ戦で最後のチャンスを活かせず、トゥドール体制でも結果を残せなかった。一方でコンセイソンはシーズン後半に苦しんだものの、再びシーズン序盤の輝きを取り戻し、トゥドールの信頼を獲得。買い取りオプション行使に向けてクラブが動く方針だ。

コンセイソンの残留が優先され、ニコ・ゴンサレスには放出の可能性が高まっている。

攻撃陣の今後

トゥドールは就任当初から3-4-2-1を基本に据え、トップ下2枚と1トップの配置を軸にしている。現状の理想形はユルディズ、コンセイソン、そしてコロ・ムアニの3人が中心となり、ニコ・ゴンサレス、コープマイネルス、ヴラホヴィッチがバックアップに回る形だ。

ただし、ヴラホヴィッチの退団が現実味を帯びる中で、新たな競争相手としてジョナサン・デイヴィッドをリストの最上位に据え、獲得を目指している。さらにトップ下にはサンチョとも交渉を進めており、ユルディズの左起用をベースに、サンチョを右で使うプランも選択肢に入っている。

クラブワールドカップでの成果と課題を踏まえ、ユベントスの攻撃陣は大きく再編されようとしている。

(引用元:Goal Italia)

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