【My Mister アッレグリ】またいつか一緒に



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【My Mister アッレグリ】またいつか一緒に

月刊ユベントスはニュースサイトではなく、個人が運営するファンサイトだ。だからこそ、記事のひとつひとつに『個人の感情』が見え隠れしてもいいとボクは捉えている。

今日はそれを踏まえてこの後の文章を書いた。そして、もしそれを不満に思う可能性がある方は、ここで読むのを止めて頂いて構わない。それくらい、ボクはアッレグリの退任を悲しんでいる。

 


 

ひと昔前に『マルチェロ・リッピ』と言う名将がユベントスを率いていて、ユベントスを『これでもか』と言うくらい勝たせてくれて、そして彼はボクにとって歴代最高の監督だった。

 

この男に出会うまでは。

 

 

マッシミリアーノ・アッレグリ

 

 

ボクがユベントスから8年の間離れてそして戻ってきた時、リッピがいた場所には‘’怒る事以外‘’は感情を表に出さない、面白みのない男が立っていた。

 

 

 

最初は「感じの悪い監督だな」と思った。「人間味のない監督だな」と思った。「こんな男がユーベの監督だなんて嫌だな」と思った。選手を褒める事なく、勝っても喜ぶ事なく、そして掴み所がなく。

 

でも、アッレグリもユベントスを勝たせてくれた。

 

誰にも思いつかないアイデアで。

 

独自の勝負勘で。

 

そして、どの監督よりも優れた戦術眼で。

 

 

いつの間にか彼の一挙手一投足に注目し、彼の事を信じるようになり、彼の虜になった。

とにかく、彼はユベントスを勝たせてくれた。

 

 

 

残念ながらアッレグリのユベントスでの旅は、今シーズンをもって一旦終わる事になった。5つのスクデットと、4つのコッパ・イタリアと、2つのスーパーカップ制覇と言う偉業の裏に、5度に渡るチャンピオンズ・リーグ途中敗退と言う、決して責めるに値しない記録を残して。

 

 

いつからスクデットが当たり前になったのだろう。

 

いつから国内リーグ5連覇が評価されないチームになったのだろう。

 

いつから勝つ事に慣れてしまったのだろう。

 

 

そんなものが曲がり通る世の中なんて、クソ喰らえだ!

 

 

くそっ!

 

くそっ!

 

くそっ!

 

 

ちくしょう!

 

 

悔しくて仕方がないけれど、それでも落ち着いてアッレグリには労いの言葉を掛けなくてはならない。

 

 

有難うアッレグリ。

ユベントスを勝たせてくれて。

 

有難うアッレグリ。

ボクはあなたを支持する。

 

有難うアッレグリ。

あなたがユベントスの監督で良かった。

 

 

またいつか一緒に夢の続きを探しに行こう。

 

 

My Mister アッレグリ。

 

その日が来る事を信じている。

 

 


(記事終わり)


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