【マッチレビュー】コロ・ムアニの2発でユベントス勝利、コモを2-1で下す!
Foot Italia
ユベントスが敵地でコモを2-1で撃破。決定的な活躍を見せたのは、絶好調のランダル・コロ・ムアニだった。フランス代表FWはこの試合で2ゴールをマークし、1点目は華麗なドリブル突破からのゴール、そして終了間際にはPKを沈めて勝利を決定づけた。
負傷者続出の影響でメンバーを大きく入れ替えたユベントスは、リーグ戦4位に後退していた。一方のコモも積極的な補強を行い、この試合でイヴァン・スモルチッチがデビューを果たしたものの、出場停止や負傷の影響で主力を複数欠いた状態だった。
コロ・ムアニの個人技で先制
試合はホームのコモが序盤から積極的に仕掛け、ユベントスのGKミケーレ・ディ・グレゴリオを脅かす展開となった。しかし先制したのはユベントス。ティモシー・ウェアのカウンターからコロ・ムアニがボールを受けると、巧みにDFをかわし、角度のない位置から強烈なシュートを突き刺した。これでコロ・ムアニはユベントス加入後、わずか3試合で4ゴール目を記録。
その後、コモも反撃を見せ、前半終了間際にエル・ビラル・ディアオが同点ゴールを決めて試合を振り出しに戻した。
PKで勝負を決めたコロ・ムアニ
後半開始とともに、ユベントスはニューカッスルから加入したロイド・ケリーを左サイドバックとして投入。コモも果敢に攻め続け、何度か決定機を作ったが、ディ・グレゴリオの好守に阻まれた。さらに、負傷から復帰したばかりのイグナシオ・ファン・デル・ブレンプトが途中出場直後に再び負傷し、コモにとっては不運な展開が続いた。
試合の決め手となったのは、終盤のPKだった。フェデリコ・ガッティがボックス内でジャン・ブテズと交錯し、ユベントスにPKが与えられると、コロ・ムアニが冷静に決めて勝ち越しに成功。試合終了間際にはコモがクロスバーを叩く惜しいヘディングシュートを放ったものの、ユベントスがリードを守り切り、貴重な勝ち点3を手にした。
試合結果
コモ 1-2 ユベントス
得点者:
34’ コロ・ムアニ(J)、45’ ディアオ(C)、89’ コロ・ムアニ(J・PK)
コモ(4-2-3-1)
ブテズ;スモルチッチ、ゴルダニガ、ドッセーナ、ヴァッレ(73’ ファン・デル・ブレンプト→79’ ジャック);ペローネ、ダ・クーニャ(79’ エンゲルハルト);ストレフェッツァ、パス、ディアオ(73’ ドゥヴィカス);クトローネ(63’ イコネ)
ユベントス(4-2-3-1)
ディ・グレゴリオ;ウェア、ガッティ、レナト・ヴェイガ、サヴォナ(46’ ケリー);ロカテッリ(61’ ケフラン・テュラム)、コープマイネルス(61’ ドウグラス・ルイス);ニコ・ゴンサレス(76’ コンセイソン)、マッケニー、ユルディス(67’ ムバングラ);コロ・ムアニ