キャプテンのダニーロ「私とユベントスの絆は出場時間の問題を超えたもの。冬にチームを離れることは無い」
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ユベントスのキャプテン、ダニーロは少なくともシーズン終了までクラブに留まる意向を改めて表明し、クラブとの揺るぎない絆を強調した。
2019年にトリノに到着して以来、33歳のブラジル人DFはユベントスの守備陣の要として活躍。2023年夏にレオナルド・ボヌッチが退団した後は正式にキャプテンマークを託された。しかし、これまで不動のスタメンとしてプレーしていたダニーロも、今季序盤は苦戦。出場機会の減少や不安定なパフォーマンスにより、一部では1月にもクラブを去る可能性が囁かれていた。
それでも、ダニーロは先日のマンチェスター・シティ戦でかつてのクラブ相手に見事なパフォーマンスを披露し、ユベントスを重要なチャンピオンズリーグの勝利へと導いた。
試合後、ダニーロはPrime Videoのインタビューで、出場機会を超えたクラブとの深い関係について語り、今後のプランも明かした。
「夏の間も、いくつかのクラブへの移籍話が浮上していました。でも、私は何も言わなかったし、退団を求めたこともありません。常にクラブのために全力を尽くしています。私とユベントスの絆は出場時間の問題を超えたものです。もちろん、最近のパフォーマンスには浮き沈みがあり、自分のレベルに達していない試合もありました。それでもクラブに尽くす姿勢は変わりません」とコメント。
さらに、今季終了まで契約を全うする意思を明確にした。
「私は契約満了までここにいたいと思っていますりシーズン途中でチームを去るキャプテンなんて見たことがないし、私はその一人にはなりません」。
一方で、ユベントスは若手主体のチーム作りを進めており、ダニーロの高額な年俸はクラブの構想にそぐわないと見られている。そのため、6月の契約満了をもって退団する可能性が高いと予想されている。