【サンドロの採点は決まった！】2020-21シーズン第13節 vs パルマ戦 マッチレビュー
パルマ 0-4 ユベントス
[meikan2]
今シーズンのセリエAは12試合を終えて『6勝6分』となかなか勝ちが先行できないユベントス。この試合に引き分ける事になると、引き分け先行となり『ヒキワケントスになること必至』と言われた中、見事にアウェイで4対0の勝利を収める事が出来ました。イェイ！
まずは注目されたスタメン（毎回注目していますが）。
上記の画像では4-4-2になっているものの、実際には主任がアンカーに入った3-1-4-2。そして「羊 or 童貞？」で現地でも最後まで予想が分かれたトップ下については吉田と池崎が並び、ミノルは右ウィングバックに配置され、逆の左にドンキーを入れる事でバランスを取る形になりました。
その中でも最初に取り上げるべきはミノルですね。今シーズンは開幕ゴール、更に第5節では途中出場ながらチームを救う同点ゴールを挙げ、今シーズン大きくズルムケる事が期待されましたが、シーズンが進むに連れて失速し、被った状態が続く状況に。前節のアタランタ戦終了後にはピルロの口からも「クルゼフスキが童貞を卒業するには、まだ時間が必要」とのコメントが発せられ、月ユベ編集部としても「そろそろ上野クリニックへ予約を」と動いていた最中のゴールに安堵した次第です。
ぶっちゃけ試合を通じてはそんなに機能していた訳でもないのですが、このひとつのゴールで先っちょがほんの少しでも顔を出す可能性はありますので、今後の逆襲に期待したいと思います。
また、中盤で言うとミノルとは逆の左ウィングバックを任されたドンキーのいぶし銀の働きも取り上げざるを得ないでしょう。
特に前半は「左から攻撃」「更に左から攻撃」「それでも左から攻撃」「もっともっと左から攻撃」「その上で左から攻撃」「しつこいわっ！」って言うくらい左が起点となっていたのですが、その中で決めたキーちゃんへのアシストのみならず、安定感あるプレーで攻撃の起点となり、また守備に転じた時には切り替え早くプレスを掛けて、パルマにチャンスを作らせず。何にしても地味なプレーヤーではありますが、そのひとつひとつが正確。特に中盤においてはミノルや吉田、クアマンなど攻撃にアクセントを与えられる選手が揃う中で、このドンキーのようなバランス感覚の優れた選手がいる事はチームにとっても大きいと感じます。まぁ、今回は普通に考えても採点3.5は固いと思いますので、そこに「現地でサイン＆写真撮影に応じてくれた」と言う贔屓も加算して、4.0くらいはいっちゃおうかと思います。えぇ、贔屓です。
ここでちょっと得点のパターンについて触れておきたいのですが、今日は引いたパルマをなかなかこじ開ける事が出来ずに苦しんだ部分もあったものの、そんな中でも空中戦で2点を挙げられた事は大きかったと思います。
前述の通りドンキー→キーちゃんで決めたゴールも綺麗な形だったのですが、4点目のゴロー→スネ夫も良かったですね。引いた相手に対してはボールを素早く逆サイドに移動させてスペースを作るか、もしくは単純に空中戦でガチコンやるか（そのこぼれ狙いも含めて）になってくるかと思うのですが、この試合では空中戦2つ、混戦から1つ、ショートカウンターから1つと、バリエーション豊かに得点を重ねられたと思います。
ちなみに『この試合最大のピンチ』とも言えたシーンは前半ロスタイム。左からのコーナーキックに池崎が高い打点からのいぇぇぇぇぇえええええい！を見せると、それに素早くポヌッチが反応しますがボールは枠の外へ。「危うくポヌッチのゴール」と言う状況ではありましたが、ギリギリのラインで避ける事ができました。あれが決まっていれば、キャプテン風味面しながら顔の前で指をクルクル回すパフォーマンスを見せられて嫌な日曜日のスタートになる所でだったので、「外してくれてありがとう」と素直にお礼をお伝えしたいと思います。「外してくれてありがとう」（大事な事なので2度言いました）。
まぁ、あとは松野さんが活躍していたんですけど、前日に繁華街で目撃情報も出ておりませんし、深酒しなかった事で身体にキレがあったんでしょうね。良かった良かった。
じゃぁ、ちょっと駆け足な感じもありますが、今日はこれから仕事なのでこの辺で。むしろ仕事前の限られた時間でこの記事をアップした事を褒めてあげて下さい。ありがとうございます（褒められる前提でお礼をお伝えさせて頂きました）。
って事で4対0の圧勝！
ヒキアケントスは回避！
それはすなわちカチントス！
カッチカチやどーーー！
いぇぇぇぇぇえええええい！
いぇぇぇぇぇえええええい！
いぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええええええええい！
Forza Juve！
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