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ユベントスが、エラス・ヴェローナに所属する若手CBディエゴ・コッポラの獲得に本格的に動いている。複数の報道によれば、ビアンコネーリはこの争奪戦で一歩リードしている模様だ。
今夏、ユベントスは守備陣の再編を検討しており、特に3バックを採用する指揮官(もしくはイゴール・トゥドルの続投)が就任した場合には、適応可能な人材の補強が急務となる。すでにニューカッスルからローイド・ケリーを買い取る義務を負っており、ミランからピエール・カルル獲得のオプション行使も既定路線とされている。
一方で、チェルシーが5000万ユーロを要求しているとされるポルトガル人CBレナト・ヴェイガについては、コスト面の問題で見送りの可能性が高まっており、代替候補としてリストアップされているのがコッポラだ。
6月初旬に決着か、移籍金は最大1500万ユーロ
『ラ・アレーナ』によれば、ユベントスとヴェローナ間で交渉はすでに進行中。クラブは、6月初旬までに交渉をまとめ、FIFAクラブワールドカップの登録メンバーに含めたい意向を持っているという。
移籍金は固定で1200万ユーロ、ボーナス込みで最大1500万ユーロに達する見込みだ。
セリエA残留に貢献、イタリア代表デビューも間近
2003年生まれのコッポラは、ヴェローナの下部組織出身。2022年1月にトップチームへ定着して以降、今季はセリエAで34試合に出場し2得点。守備の柱としてクラブの残留に大きく貢献した。
その活躍が評価され、ルチアーノ・スパレッティ率いるイタリア代表にも招集。ノルウェー戦とモルドバ戦というW杯予選2試合に向けたメンバーに名を連ねており、今後の代表デビューにも期待がかかる。
ユベントスが長期的な守備の中核としてコッポラに白羽の矢を立てたのは、戦術面と将来性の両面を見据えた選択といえる。6月初旬までの正式決定が実現するか、今後の動きに注目が集まる。


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