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コモが1月の移籍市場でリバプール所属のフェデリコ・キエーザ獲得を狙う可能性があると報じられている。
27歳のキエーザは今年の夏、ユベントスから戦力外とされたため、イタリア国内外の多くのクラブとの噂が飛び交った末にリバプールへの移籍が決定。しかし、度重なるケガやフィジカル面の問題、さらにポジション争いもあり、今季の出場は3試合に留まっており、スタメン出場はカラバオ・カップの一戦のみ。リバプールでの出場時間も合計78分と限られている。
リバプールの指揮官アルネ・スロットも、キエーザがモハメド・サラーやディオゴ・ジョタ、ルイス・ディアス、コーディ・ガクポといった競争相手の後塵を拝していると認めており、現状では優先順位が低いとみられている。
そのため、カンピオナート・イタリアの報道によると、年明けの移籍市場での早期退団も現実味を帯びている。年俸750万ユーロのキエーザをイタリア国内のクラブが完全移籍で引き入れるのは困難とされるが、リバプール側が給与の一部を負担すればローン移籍が最も現実的な選択肢になる可能性がある。
また、報道ではコモがキエーザの獲得に興味を示しており、クラブの野心的なプロジェクトの一環として彼を加えたい意向があるとされている。加えて、今夏にも関心を示していたミランが再びオプションとして検討する可能性も指摘されているが、リバプールがこの夏に獲得したばかりのキエーザを短期間で手放す意図があるかは不透明なままだ。